gr×tn 好きな人 ページ4
tnside
「好きです…。付き合って下さい！」
空き教室の前を通り掛かろうとすると聞こえた声。
生徒会の仕事で放課後まで残っていた俺は、その嬉しくない遭遇に心を沈ませた。
「…さんは、かっこよくて、優しくて、それに…」
そういえば、相手は誰なんだろう。
ふとした疑問に扉の隙間からチラッと中を見た。
見覚えのある金髪に赤い目。机に座り偉そうに足を組んでいる。
グルッペンやん、またか…
グルッペンはいつも告白されても断ってる。あの女子もなんかなぁ…
でもあの女子、学校で一番可愛いとか言われてるけど。
「返事は、いつでもいいので。あ、別に嫌なら良いんです…」
どうやら女子は相当自信があるみたいで、その声は震えていなかった。
「じゃ「無理だ。お前とは付き合えない。」え…？」
ああ、もっと優しく振ってあげればええのに。
グ「好きな奴がいる。だから無理だ。」
そうグルッペンが言うと、女子は涙を溢して教室から出ていった。
好きな人とかおるんや、グルッペンでも。
グルッペンは立つと、笑って口を開いた。
グ「盗み聞きとは趣味が悪いな、トントン。」
ト「バレてたんか、流石グルッペンやなぁ…」
教室の中に入って、グルッペンの近くの机に座る。
すると、グルッペンが溜め息を吐いて、俺の正面に来た。
グ「言うつもりじゃなかったが…トントン、お前のことが好きだ。」
その目は揺らぐことなく、口は少し笑っている。
まるで断られないかと言う様に。
ト「もしかして、俺がグルッペン好きなんバレてたん？」
グ「バレバレだ、もっと上手く隠せ。」
好きな人がいるなんて聞いて、俺は心が苦しかった。
逃げ出したかったし、泣きたかった。
でも、グルッペンの口からしっかりと聞きたくて。
グ「じゃあ、付き合ってくれるか？」
ト「勿論。…一緒に帰らへん？」
グ「そうだな、急ぐか。」
彼の全ては、俺を魅了する。
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ウレツ - osutが見たいです。よかったですよ！ (10月12日 7時) (
レス) @page26 id: 227813be4a (このIDを非表示/違反報告)
足が痺れる、、、病気？ - 大先生が、何をいったかって？ふっ、そんなこと僕の小さい脳みそでわかると思うかい！？(４１ページ) (2022年4月24日 23時) (レス) @page41 id: 10c992112a (このIDを非表示/違反報告)
足が痺れる、、、病気？ - 誤字は草。em総受け、、、ﾁﾗｯ (2022年4月24日 17時) (レス) @page20 id: 10c992112a (このIDを非表示/違反報告)
天音 - すみません。誤字です。紙じゃなくて神、、 (2022年2月12日 19時) (レス) @page20 id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - shp総受け紙ですね！あと、リクでzm×shpほしいです。！できたらで良いので！これからも頑張ってください！ (2022年2月12日 18時) (レス) id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和菓(とうふ) | 作成日時：2018年10月28日 17時
