続！SSクラス。通称７WESTと共に２

49果敢に ページ9

シゲちゃん達に連れられ、私は流星くんの所へ行く。



「ちび流、久しぶりやなぁ〜」

ってのんちゃんが言えば



大「お久しぶりです。」


神「やっぱ、こっちの流星はしっかりしてんなぁ〜」

流「それ、俺のこと言ってる？」

望「流星以外い誰がおんねん(笑)」





何か…


話がずれてる気がする…。





涙を拭いながら思ってみる。





だけどやっぱり、しっかりしていた流星くんは



「WESTさんに、


言いたいことがあるんですよ！」



と果敢に口に出す。



神「言いたいこと？」



わざとらしく神ちゃんが流星くんに聞くと




「「「Aちゃん/さんを




“追放”しないでください！！」」」




『…ッ！？』




今度は流星くんの後ろにいた、旧校舎の生徒達が


WESTに頭を下げた…。







『みんな…っ。』




さっき、旧校舎の生徒達がこの部屋に現れたから



私の存在は



知らないんだ…。




必死に“お願いします！”と


何度も何度も頭を下げて…





重「どうして…そう思うん？」




シゲちゃんが旧校舎の生徒に、問いかけてみる。






すると


「「Aさんのお蔭で、初めて学校が面白いと


思たんやっ!!」」



「「Aちゃんは私たちのことを



“人”として見てくれたっ!!」」



「「Aちゃんがおるから


また頑張ろうって思えるんやっ!!」」





『…っ、みんな…。』




止むことのない私のことを


“必要”としてくれた声…。







望「なっ？これでも


　なんもできへんかった…ってAは思うか？」


流「廉から聞いてたで。


　Aが“なにわ”のために、頑張ってるって｡｡｡」




のんちゃんも、流星も優しく私に聞くから




『…っｸﾞｽﾞｯ涙…。』




再び涙が溢れる。





でもこの涙は


“達成感。”


としてで




一つだけ言えるのは


“悔し涙”では


ないことだ。

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