検索窓
今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:38,514 hit

▼46 ページ47

「A先生はあろま先生と付き合ってるんですか?」
「………ん?」


放課後の国語準備室。


明日の授業の準備をしていると私を訪ねてきた女の子三人組。


二人の女の子が前を出て、その影に一人が。


そして前列の片方が「先生!」と可愛い顔をムッとさせて私の目の前に。


そして片割れが冒頭の言葉を…。


よく見るよく見る、こういう光景。


よく見る展開のまま行くなら後ろの大人しめな子が好きな人はあろま先生。


それで私と先生が仲がいいとこを見て気が強めなのかはたまた気になったら即行動派なのか


当の本人がやめようというのを二人が押し切って来たのであろう。


うん、ちゃんと脳内で再生もできたよ。


皆まで言うな。


「先生、あろま先生の教え子なんですよね?」
「いつから付き合ってるんですか?」
「付き合ってな…」
「A先生が生徒の時からなら、この子にもチャンスありますよね?」



私を除け者にして二人の妄想は進んで行く。


てか、もし仮に付き合ってたとして、


もし仮に私が在学中からだったとして、


この子にもチャンスがあるってのは現彼女に失礼なのでは?


…付き合ってないのだけど…!!!!!


「…あのね、中島さん。安心して、八鬼先生とはそういう仲ではないから」


そう目を見ていうと中島さんは安堵の表情を見せる。


「あのぅ…」


声の方に振り向くと、控えめに手を挙げた七海先生。


しまった、この人いたわ…!!


めっちゃギョッとする私に対して生徒三人は驚いてる様子はないから承知の上で今の話を持ち出したんだろうけど、


先生の前で大丈夫なの?あなたたち


てか、私が注意すべきとこだったのか…。


「んーと、まあ、何となくね、話から読み取っただけだから真実でないのかもしれないんだけど…ちちゅじょは守ろうね?」


この場の誰もが思っただろう。


ここで噛むのか…と。

▼47→←▼45



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
設定タグ:MSSP , あろまほっと , 実況者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

007(プロフ) - 有馬さん» ありがとうございます!では早速…♪ (2018年12月24日 6時) (レス) id: 378ccf97ed (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 007さん» もちろんいいですよ〜! (2018年12月23日 20時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 千平さん» お返事遅くなりすみません。不愉快とか思ってないですよ!私もぽいかな〜?って考えながら書いていたので笑 ありがとうございます! (2018年12月23日 20時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
007(プロフ) - fbさん以外のmsspメンバーのフルネーム、ここから取ってもいいですかね…? (2018年12月23日 20時) (レス) id: 378ccf97ed (このIDを非表示/違反報告)
千平(プロフ) - 有馬さん» いえいえ!!!!!そういう訳じゃないです!!!!!こちらこそ不愉快に思われましたらすみません、削除させて頂きました 頑張ってください (2018年8月23日 17時) (レス) id: e2b806019f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:有馬 | 作成日時:2018年5月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。