22話 ページ24
しのぶさんの屋敷でお世話になってから1ヶ月が経ち、私は完全回復しました!
A「しのぶさん、ありがとうございました!すっかり良くなりました。」
胡「傷も完治したようですね。良かったです。」
にっこり微笑んでくれるしのぶさんは、本当に女神様みたいだ
胡「A、何か悩みがあったら相談してくださいね。いつでも聞きますので。」
小芭内のことだろう。蝶屋敷でお世話になっている間も、たくさんしのぶさんに相談したから。
失恋したのにまだ吹っ切れていないことも、
まだ僅かにでも可能性があるんじゃないかって期待してしまっていることも。
そんな私のことを気遣ってくれているんだろう
柱なのに、下の階級の人にも優しいしのぶさん。
A「しのぶさんのそうゆうところ、好きです。優しすぎて、泣いちゃいそうです…」
胡「えっ⁈泣かないでください。Aのことは家族のように思っています。私にとってAは大事なんですよ。当たり前のことです。」
A「しのぶさん…。私、幸せです。しのぶさんが親身になってくれて…、ありがとうございます」
しのぶさんと玄関先で話していたら
胡「あら?」
しのぶさんが視線を屋敷の門の方へ向けたので、私は振り返った
すると、そこには
胡「時透さんですね。Aを迎えに来たんでしょうか?」
A「ほんとだ。無一郎くん!」
私は無一郎くんの名前を呼んで手を振った
胡(時透さんのお名前を呼ぶようになったんですね。ふふ)
無一郎くんは、怪我が治った私のことを迎えに来てくれたらしい
治ったらまた街に出かけようとは約束していたけど…、完治した日に行くのかな…??
A「あ、しのぶさん。そろそろ行きますね。お世話になりました、ありがとうございます!また、会いましょうね」
胡「ええ。またいつでも蝶屋敷に来てくださいね。待っています。」
しのぶさんはいつもの笑顔で言ってくれた
しのぶさんとは玄関先でお別れをして、無一郎くんが待っている屋敷の門へ走った
81人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時