わたし一般人ですけど

3.あのふたりがどんどん仲良くなってます…1 ページ7

valoでゆっぴーさんと出会ってから１ヶ月くらい経った。
　あれから俺は遊んでへんけど、べにさんと3人で遊んだときに作ったあのdiscoサーバーが、なにやら毎日のように動いている。

　今日も、さっきまでべにさん配信してたはずやのに気づいたらサーバーに参加してたから、俺も暇やし入ってみた。


『……あれ？なんか誰か入ってきた？』

べ「え、だるまさん？」

『わあー！お久しぶりですね！』

だ「お前らなんか毎日のようにここおらん？」

べ「毎日話してるもん。てかいま恋バナしてたんだけどぉ！男子禁制！」

だ「なになに？ゆっぴーさんの恋バナ？」

『わたしの初彼氏は給食全溢ししたとき掃除手伝ってくれた田中くん、って話してました』

だ「なにそれ可愛いw何歳のときの話よw」

『中1ですね！』

べ「Aの恋愛遍歴がなかなか香ばしくてさw」

『べにの話もいい勝負よw』


だ「……え、なにお前ら、見んあいだに名前呼び捨て敬語なしに進化しとるやんw
　ほんでゆっぴーさんてAっていうんやw」

べ「あ、名前いっちゃったw」

『全然有名人でもなんでもないからいいよw』


べ「いやもうAとはね、普通に女友達になった。w」

『Vtuberのお姉さんじゃなくなっちゃった。リア友より仲良くなってる』

だ「なんやねんそれ、野良で会ったひととそんなんなることある？w」

べ「しかもねAは顔が可愛いの」

だ「えっまじで」

『やめな？やめな？』

だ「顔見たん？俺も見たい俺も見たい」

『いやw身バレ怖いんで無理ですw』

べ「身バレwww」

だ「さっきと言ってることちゃうやん、俺だけ仲間外れ嫌やって！」

『だってだるまさんとはあの日しか遊んでないしなぁ』

べ「わたしたちほぼ毎日寝落ちもちもち状態ですから」

だ「うわ、なんか運命的な友達できたみたいになってるやん自分ら…」

『まじで運命だよべにぃ…ほんと大好き』

べ「wwwww」

だ「え、なに？w急にどしたんw」

『一緒にゲームできる友達なんていないし、毎日家にいて人と話すことないから、べにと出会えて毎日楽しい！しかもわたし一般人なのに普通に接してくれてこんなに仲良くしてくれて感謝しかないほんとにありがとうねぇ』

べ「はいはい、わたしもだよありがとう！w」

だ「急にぺらっぺら喋るやん」

べ「あ、この子お酒飲んだら気持ちよくなっちゃうみたいで。」

だ「あw酒ねw」

べ「気持ちよくなるといっっつもわたしへの愛を語るのよ」

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