【2j3j】貴方の命が欲しい【fwmnt】

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『今夜も配信ですか？』



パソコンの前に座る不破の背中へ投げかける。




「そー、事務所内で開催されるゲーム大会が近くてね、チーム練すんだ」




『へぇ〜、人数多いとは思ってましたけど大会開くほどなんですね』



「わちゃわちゃで楽しいよ〜。って、Aちゃんにじさんじ知ってくれてるの？」



『はい！事務所のサイトを一回だけ…』




(流石にターゲットの事調べないとだから、なんて言えん)




「一回だけでも嬉し。Aちゃん可愛いしコミュ力あるし配信とかしたら人気出そうだね」



『そんなことないですよ〜！不破さんが特別話しやすいだけです。人気者なのも頷けます』



「も〜褒めても何も出てこないけど〜？ｗ」



『えへへ…。そうだ、もう帰りますね、配信の邪魔したくないし』



「物音は確かにまずいからねぇ〜。でも夜道は危ないからこれで帰んなね？」






差し出されたものを見ると、万札。
















『いやいやいや猫ちゃんのお世話少ししただけで、ご飯も御馳走になってその上交通費まで…！意味わかんないですってば！』




「ほんとは俺が送ったげたいけど無理だからさ〜？また変な男に絡まれたら心配だもん」



『だもん…じゃないですよ、もう！！こーやって色んな人たぶらかすから周り回って恨まれて…』



「ん、なになに？」




『…なんでもないです！お金、少しはあるので流石に受け取れません』




「も〜強情なやっちゃ〜。んじゃ次回返してよ、ね！」




言いながらAの手に万札を握らせ、さっさと自分の財布を仕舞った。




ここで再度食い下がるのもみっともないし、また会う口実が出来るのはラッキー…か。





少々の罪悪感を嚥下し、有難くお金を財布に入れる。















『不破さんから呼ばれる前に来ますから！』














「いや、流石に事前アポは取ってね〜？？？」

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