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「亮あったかいわ」
「冷えとるな章ちゃん」
部屋に入ると椅子に腰掛ける章ちゃん。
「ごめんねお邪魔して…俺ここで寝るな？」
「えっそんな、体痛なるで」
とはいえソファなんかないわけで。
てか、突然暖房切れてつかなくなったって…？俺の頭にはまた昼間の恐怖映像がフラッシュバック。
「しょ、ちゃんはさ、今日の収録大丈夫やった？」
「お昼の？」
「おん、平気なんやっけあーいうの」
章ちゃんは俺らほどびびってなかった気がしたんやけど…。
「亮、もしかして寝れへんの？」
いきなり核心をつく章ちゃん。さすが人の気持ちに敏感なだけある。クリッとした瞳に見つめられて、俺はあっさり降参した。
「うん…だって、あれ、怖かったやろ！？ホテルの一室やったし…」
「亮、顔が仔犬やで。…でも確かに思い出すと…怖なってきた」
俺らは苦笑して見つめ合う。もう俺にプライドも何もなかった。
「章ちゃぁん一緒に寝てぇや…」
「ふふ、亮がそんなんやと俺がしっかりしてくるわ。えーよ、寝よ」
俺が寝ているベッドに近づいて、お邪魔するわ〜と布団に潜り込む章ちゃん。俺がぴったりくっつくと、恥ずいわあってはにかんだ。
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倉餅(プロフ) - とまころろさん» 初コメントありがとうございました！小説を誰かに見てもらうのは初めてだったので、とても嬉しいです！これからも更新がんばります。 (2016年7月8日 22時) (
レス) id: f9b71d4474 (このIDを非表示/違反報告)
とまころろ - とても素敵です。更新楽しみにしてます！ (2016年7月8日 20時) (レス) id: edaf8fd36c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち苺。 | 作成日時：2016年7月5日 2時
