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並んで並んでたどり着いたかき氷屋さん。ふわふわのタイプのやつ。色んなフルーツにトッピングもたくさんですごく迷う。「……上限あります？」って笑って大我先輩に聞いたら無言で首振られた。大我先輩がやさしい…
「慎太郎も上限なしだよね？ありがとー♡」
「……カツアゲじゃん」
「慎太郎、俺も俺もー！」
慎太郎が「無理です！やだ！」って騒いでて、3人とも楽しそう。苺と、ティラミス…どちらも捨てがたい。練乳かけるなら苺だし、ティラミスにはアイスつけたい、絶対。悩んでたら「何食うの」って大我先輩。
「迷ってます。」
「どれとどれ」
「……苺とティラミス」
「…飽きそうじゃん、ティラミス。お前重いのずっと食えるタイプ？」
「…飽き性ですね。食えないタイプかもです」
なら苺でいいじゃん。無難。まぁ食うのAだから何でもいいけどって。最後は投げやりだったけど、なんかすごい的確だった…すごい。頭いい人はなんかちがう。ってなんて馬鹿っぽい感想だろ
「俺は抹茶。…なにみてんだよ」
「……大我先輩のこと尊敬します」
「今更？かき氷ごときで？」
「はい、なんかいつも迷った時は半分こ…」
そこまで言って。…言葉にするのをやめた。そんな私をみてため息ついた先輩。「俺はやんないから」ってそっぽ向いて言う。…別に欲しくないし、ねだったつもりもないですよ
「いらないです、…私の苺もあげません」
「だからいらないって。俺好きなのずっと食い続けるタイプだし。」
お前も選んだのずっと食え、ばかってすごい言い様。でも絶対苺美味しいし、練乳かけるし！後悔なんて絶対しないもん。
しばらくして運ばれてくるふわふわのかき氷。ソースは生のいちごソースですごく美味しい。
「……そんなあほ面で食べるやついる？」
「苺が優勝でしたよ、これ。」
「じゃあAの選択は大正解ってわけだ」
たかが、かき氷なのに。そんなよくやった！みたいな顔で言われたらこっちが照れる。大正解、ではあったけど。
「よかったじゃん」
「………目からウロコが」
「……いちいち反応がアホっぽいお前」
いちいち口が悪いです、大我先輩。
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Nappy(プロフ) - 素敵な作品ですね！ (2021年11月21日 21時) (
レス) id: 6b7a5f4d24 (このIDを非表示/違反報告)
キミ(プロフ) - いけない時間から1を読み始めたら深夜を過ぎて一気読みです！仕事かうまくできるか不安でしたが、感情を揺さぶられて、涙するお話が読めたので、心は満足です！続きを楽しみにしてます！ (2021年11月18日 1時) (レス) id: d4e3c92b39 (このIDを非表示/違反報告)
やん - 沢山更新嬉しいです！！！！！！日々の楽しみです^ ^ (2021年11月8日 0時) (レス) @page25 id: a4d97af994 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - このお話の京本くん好き過ぎます。どのお話も大好きです。更新頑張ってください⚐ﾞ (2021年11月7日 21時) (レス) @page20 id: 2b37390e07 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - だめだ。あまりにも好きすぎる。 (2021年11月7日 19時) (レス) @page20 id: 5f27ff9118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年11月4日 20時
