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「あ、いや。忘れてたんですかね？」
「わざとだろ。新歓も絶対こいっていったよね？」
先輩命令、忘れてないよねとこれまた怖い顔で笑う。この人なんでこんなに怖い顔できるんだろ。と思いつつ、持っていたスマホで速攻グループに参加。逆らえない、怖いから。
「…1人でかけうどん食ってんの？友達いないわけ？」
「…………います、先輩こそ」
1人じゃないですか、と言い返して後悔。「樹、くるし」そう言って私の隣に腰掛けた。………もっと食欲なくなる
「先輩、隣座るんですか」
「………なに、だめなわけ？」
「滅相もないです…慎太郎と、みっちゃんもきますよ」
へえ。と興味無さそうにトマトパスタを食べる先輩。はやくきてくれ、この際北斗たちでもいい。と思ってたら来た
「……えっと。」
誰だよ、って顔してこっちを見る北斗に仕方なく「サークルの先輩だよ、北斗も入ったじゃん」と説明する
「あー…松村です。よろしくお願いします」
「京本、…A、これ食う？」
愛想0%の京本先輩に小鉢のサラダをうどんの隣に置かれる。いらないですよ、と返すけどまた怖い顔されて大人しく食べる
「あ、私もみんなと同じとこ入りたいんだけど…」
「……樹にいっとく」
桜庭ちゃんのほうを見ることも無く、田中先輩に押し付けた。桜庭ちゃんも北斗も顔を見合わせて、無言で私たちの前に座る。そりゃそうだ、こんなとっつきにくい先輩に話しかけることなんて私なら絶対しないもん
無言で食べ進める私と京本先輩。向かいに座る2人は楽しそうに会話してる。…本当に惨めだ。少し前までは北斗の隣に座るのは私だったのにな
「きょもー！…あ、Aちゃんじゃーん！」
「樹、この子も入るって。サークル」
田中先輩がくるやいなや、そう一言。田中先輩は桜庭先輩をみて嬉しそうに「また可愛い子入っちゃうんだ！ありがとー！名前は？」と声をかけた
「あ、桜庭幸音です！よろしくお願いします！」
「へえ。幸音ちゃん！可愛い名前だねー！連絡先交換しよ！グループあるのよ、」
グイグイと距離を詰めていく田中先輩に少しだけ北斗の表情が変わった。不機嫌そうだ、
「……俺も慎太郎づてに入りました。松村です。」
「あ、コミュ障の！よろしく！全然コミュ障じゃないじゃん」
焦ったように田中先輩と桜庭ちゃんの間に入った北斗をみて、うどんすらすすまなくなった。慎太郎にあげよ…
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らっとる - 初めてコメントします！まめこさんの作品が大好きでどれも何度も読み返しています♪中でも今回の無題とーーっても好きです！1日に何回も更新されてないかな?と覗きにきては読み返してます☺︎更新楽しみにしてます！応援してます♪ (2021年11月4日 18時) (
レス) id: cbd38ba105 (このIDを非表示/違反報告)
Sn(プロフ) - 初めてコメントします！凄く面白いです！ニヤニヤしてしまいましたー＾＾今後の展開が気になりすぎるっ！！！更新楽しみにしております！作者様のペースで頑張って下さい！応援しております (2021年10月1日 0時) (レス) @page15 id: 8a3780e77b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年8月22日 14時
