女子校通いのお姉様。【すとぷり】

ログ３ ページ4

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家に着くと鏡を覗きカラコンを外した。

目が悪いため度入りレンズの丸メガネをかける。



明らかにダサすぎるが家の中なんだし、まぁ大丈夫だとおもう。





てかめっちゃ髪の巻取れてんじゃん、

前髪も風で崩壊的だし、おまけにマスク。




クソブスなんだけど。ありえねぇ笑






母「あ、おかえり〜って髪どうしたの？笑」


『それな、めっちゃ萎える。』






ママと雑談しながらカフェオレをもってソファーに座りスマホを開く。


そろそろ美容院行こうかなー、ブリーチしなかったから色落ちが微妙だったのよね。






少し経つと可愛らしい声でただいまーと声がした。


その後ろからお邪魔します、と規則正しい緊張した声もする。





うわ、男つれてきたのかよ。




母「え、またあ？」


『あれ絶対確信犯で男釣ってるだろ』




最近仲良い男子が出来たのか知らないが、週に２回くらいのペースで家に男子がくるようになった。


ママが聞いたところ彼氏ではないらしい。




ほんっと毎度毎度イラつくわ。

いいわねー、可愛くすまし顔してればポイポイ男が寄ってくるんだもんね。




《妹ちゃんの方が愛想いいよな》

《俺、花鈴ちゃんの方が好きになっちゃった》




いつだかできた彼氏とか、私の男友達は皆花鈴と方がいいと言ってそこから全く話してない。


ただ単に私がシカトしてんだけど。




確かに双子だけど、顔の作りなんなは微妙に花鈴の方が可愛い顔をしている。

一緒に写真を撮ったとき1発でそうわかった。





花鈴は、私が欲しいものを横取りしていく。


すなわちそれは私のプライバシーを害すような行動




だから嫌いなんだ。反射的に、無理。



私の体がアイツを受け付けない。






覚えてないけど昔にもなんかあったらしい。

そのショックで私が緊急搬送されたとか。







多分わたし、花鈴アレルギーなんだ笑




黒い感情が私の中で渦巻く。

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