story36 ページ6
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泣いてばかりのさとみくんが可哀想だ、と思ったが故の私の行動を見て聞いて、驚かないでほしい。
「……もっかい『ご主人』って呼んでくんね??」
さ「え」
鼻をずびっ、と鳴らして固まるさとみくん。
いやぁ…ハハッ!ちょっとご主人呼びが良くてですね…
雰囲気変えれるし、私得だし、いいかな〜なんて…
とにかくさとみくんにいつもの感じで対応したかったのだ。
さ「きゅ、急すぎない?」
「だってさっきさりげなくそう言ってくれたじゃん」
さ「あれはその……まぁ、ホントの事だけど……」
「はい可愛い」
「だぁーー!!」と叫んで真っ赤になるさとみくん。
涙ももう出てないみたいだし、作戦成功ってことでいい?
咲さんはさとみくんを飼ってないよ。
飼ってたとしても、お世話しない人は飼い主なんて言えないもんね。
私はちゃんと飼い主してるんで!
さ「まず俺猫じゃねーもん」
「あー…じゃあ、犬?」
さ「さとみはペットっていう概念なくせよ!!!」
「無理だよ!!可愛いもん!!」
さ「理由になってねーから!!!!」
可愛い = ペット
は、確かにやりすぎかもしれないけれど、ペットにしたいくらい可愛いとは思う事あるでしょ?
そーゆー感じだ!と力説してもさとみくんは「恥ずいからやめて」の一点張りだった。
「咲さんに物申しに行くか……」
さ「っえ?何でそうなるの??」
私が表情を変えれば、慌てたように焦る。
ほらやっぱり可愛いじゃん
「事の発端は咲さんだし。そろそろ呆れてムカついて来てるから丁度いいかなーって」
さ「だ、だったらるぅととかも連れてこ?」
「今すぐにでもさとみくんに安心してほしいの!」
さ「い、いや…いいから…」
「そうでもしなきゃさとみくん素直に甘えたくないんでしょ」
口論の末、痛いところを突かれたように口をへの字に曲げるさとみくん。
引きずらない訳がない。
わかりきった上で話す私は、やっぱり意地悪だ。
さ「……ご主人…」
「ぅえ、」
さ「ご主人!」
ほっぺを膨らまして「これでどうだ」と言わんばかりの顔をする。なんて可愛いんだ、もう…
とびっきりのハグをして嫌がられたのはまた今度話そう
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シリアス雰囲気を一転させたかったのはわかるけど、内容が薄い
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tuukki- - この作品気に入りました!更新がんばって<ださい。 (2月14日 23時) (レス) @page6 id: b5bc72e00c (このIDを非表示/違反報告)
TAKE - 、えすきです!!!。更新頑張って下さい!!!!! (7月3日 18時) (レス) @page6 id: 20d3cc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
パペット(プロフ) - ゆろさん» ドタイプでしたか!よかったです☺️更新頑張ります! (2023年3月29日 20時) (レス) id: 8ca66cd038 (このIDを非表示/違反報告)
ゆろ - 自分のドタイプな作品、見つけてしまいました!これからも更新頑張ってください🔥 (2023年3月28日 15時) (レス) @page6 id: e454c59924 (このIDを非表示/違反報告)
パペット(プロフ) - ちぴさん» ありがとうございます!更新頑張りますね😉 (2023年2月27日 15時) (レス) id: 8ca66cd038 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パペット | 作成日時:2023年2月18日 12時