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A「え？！ なっ！ 何言って！///」
立花「何焦ってんの？
みんな気づいてると思うし、
って言うか気づかない
深山先生の方がおかしいと思うけど」
A「い、いえ！ いいんです！
今のままで、十分ですから」
立花「でも深山先生って、
九条さんの事 大切に思ってるよね」
A「えっ…」
立花「だって明らかに
周りと扱いが違うじゃん
って言うか深山先生の
あの思わせぶりな態度は何なの？！」
A「え…？」
立花「側にいてもらいたいからとか言って
自分の机に座るように言ったり、
寝てる九条さんに自分の上着掛けたり」
A「でも、それが深山先生の優しさですし…」
立花「ホントに罪な男…」
A「そんな事っ」
立花「なんかムカついてきた…
別に私は何とも思ってないから
こき使われようが雑に扱われようがいいけど、
九条さんの事 大切に思うなら
思わせぶりな態度取らずに
さっさと気持ちに気づけっての」
A「立花先生…」
立花「ねぇ、下の名前で呼んでもいい？」
A「…はい」
立花「じゃぁAちゃんね、
私の事も下の名前で呼んでもっ」
A「立花先生で」
立花「…ちょっと深山先生に似てるわよ？」
A「そう… ですか…？」
私が立花先生と
仲良くご飯を食べている頃…
深山「この借りは！ っ！
この借りは高くつきますよ！」
深山先生はバスと並走していた…
立花「そう言えば、
深山先生の1番好きな詩って何なの？」
A「な、内緒です////」
『落とし物 同時に拾い 目を合わせ
彼が奪った 私の心』
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作者名：nanami | 作成日時：2022年1月13日 0時
