25話 ページ26
ASide
廉ちゃんと美子さんが結ばれ、
袖口で馬淵さん、RINAさん、社長と一緒に喜び、
その後のLIVEも無事成功し、
廉さんが美子さんと消えたと知ったら、
打ち上げを計画していた社長も許してくれて、
いろいろ走り回った後、
合宿所に戻ろうとしたら…
？「A！」
A「え？ 柊さん？」
先に帰ったんじゃ…
柊「この後ってなんかある？」
A「いえ… 合宿所に戻るところですが…」
柊「じゃぁ、連れて行きたい所があるんだけど」
A「連れて行きたい所？」
柊「取り合えず乗って」
A「は、はい…」
そう言いながら助手席のドアを開けてくれた柊さん
柊さんの車初めてだな////
そしてしばらくして着いたのは…
柊「着いたよ！」
A「ここって…」
結構な高級ホテル…
柊「来て、予約はもう入れといたから」
A「え？ 予約？」
柊「いいから早く」
そう言われホテルの中に入り、
着た場所は…
柊「どうぞ」
A「ぅわ〜！」
とっても綺麗なチャペルだった
A「すっごくキレイですね！」
柊「気に入ってもらえた？」
A「はい！ 何か… 疲れが一気に抜けた気がします！」
柊「そっか、よかったよ」
A「でも… すみません」
柊「え？」
A「開演前… 泣いていらっしゃったので…」
柊「あぁ… 大丈夫、そのために来たんだ」
A「そのために？」
柊「A… たくさん傷つけてごめん…」
A「えっ…？」
どういうこと…？
柊「俺多分… 美子が女だって初めに気付いて…
それで… 特別だって思って… 美子が好きだって勘違いして…
Aへの気持ちをごまかして… 酷い事言っちゃって…」
A「待ってください！ どういう事ですか？
傷つけたって… 私への気持ちをごまかしたって…」
柊「…俺、皆に言われたんだ、Aが好きなんだろ？って」
A「えっ…」
柊さんが… 私の事…？
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作者名：nanami | 作成日時：2018年8月24日 19時
