22話 ページ23
美子Side
バンッ…
「「「キャー！！！」」」
しばらく待っていたら、
廉さんがステージに立ち…
〜♪
えっ…
美子「『Miss You』…」
なんでっ…
廉「『いつもそばに いてくれた笑顔が
忘れられないから
ふと気付けば ふたりのあの場所へ
会えるはずもないのに』」
初めは凄く嫌われていて…
認めてもらおうと必死にがんばってた…
廉「『「サヨナラ」ふるえていた あの日の声
心に刺さったままで
どこへも行けない 道しるべさえ見えない』」
やっと認めてもらえるようになって…
廉「『あなたに、あなたに伝えたい言葉があるんだ
最後までずっと言えずにいた
もう一度 もう一度 その手に触れられるのなら
抱きしめてもう二度と I’ll miss you. 離しはしない』」
廉さんの事が好きだって気づいた…
廉「『あなたの香りも声も優しさも
この部屋に残る全てが愛しくて
忘れ物を今でも探している
I’ll miss you. もっとI’ll miss you.
失くしたのに もういないのに』」
廉さん… この世界には…
私が知らなかったことがたくさんありました…
ドキドキしたり ワクワクしたり…
夢のように楽しいことも…
心が破れそうなほど悲しいことも…
人を好きになる幸せも…
苦しさも… 初めて知りました…
廉さんと一緒に過ごした日々は…
眩しいほどキラキラした思い出です…
廉「『あなたに、あなたに伝えたい言葉があるんだ
最後までずっと言えずにいた
誰より、誰よりあなたのそばにいたい
今でも、誰よりも強く 愛してるんだ』」
ありがとう廉さん…
廉さんは…
永遠に…
私にとって一番大切な…
一番…
輝いてる星です…
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作者名：nanami | 作成日時：2018年8月24日 19時
