美男ですね～女性マネージャーの秘かな恋模様～ 11 (ページ20)

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19話ページ20

柊Side

廉が美子を探しに出て行き、

控室に俺と勇気の2人だけになったら…

勇気「じゃぁ、次は柊さんだね」

柊「え？」

勇気「Aちゃんの事」

柊「A？」

何の事だ？

勇気「柊さんって… Aちゃんの事好きなんでしょ？」

柊「…は？」

何言ってんだ？

柊「なんでそうなるんだよ…」

勇気「だって… 柊さん行動に出てるよ？」

柊「出てる…？」

勇気「俺さ… 美男が入ってすぐの頃… 見たんだ…」

柊「見たって… 何を？」

勇気「柊さんが… Aちゃんにキスしたところ」

柊「っ！」

『おやすみ…』

あの時…

勇気「たまたま部屋を出た時に、

Aちゃんを運んでる柊さんを見てさ、

柊さん優しいからな～って思いながらちょっと覗いたら…

Aちゃんのおでこにキスしてて、ビックリしたんだよ！」

柊「それは…」

Aの寝顔を見て… なんでかキスして…

勇気「それさ、Aちゃんが廉さんと一緒にいる時、

柊さん少し寂しそうな… 悲しそうな顔してるし」

柊「悲しそうな顔…」

『たまにAさんが廉さんと話してる時、

なんだか寂しそうだったので』

前に… 美子にも言われた…

勇気「柊さんって… 美子の事好きに見えて…

本当はAちゃんの事が好きなんだな～って思ってたよ、

多分、美子と廉さんも、気づいてたと思うよ」

『あ、もしかして… Aさんですか？』

『Aが俺といる時、顔に出てるけどな』

確かに… 言われたな…

勇気「ねぇ、いつまで自分の気持ちに嘘ついてるの？

Aちゃんだって… きっと柊さんの事が好きなんだよ…」

柊「えっ…？」

Aが… 俺を…？

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