10 ページ10
・
ピンポーン！
海「あら、来てくださったようよ！」
大地「誰？」
チャイムが鳴って神社の人か…
変な人が入ってきた…
海「先生、わざわざどうも！」
大地「誰？ あなた誰？」
神主「早速じゃが、行くね」
大地「は？」
海「はい！ こっちの人もついでにお願いします」
神主「ンンッ！」
倉橋「お願いします」
大地「何？」
神主「これは2人とも取り憑かれておる！
負のオーラに満ちておるでのう！」
海「先生！ お願いします！」
神主「よよよよよカーツ！」
なんか言い出したと思ったら…
ガンッ！
思いっきり持っていた棒で肩を殴られた
大地「痛ってぇ！ なんだこの人！」
神主「カーツ！」
ガンッ！
倉橋「おぉー！」
神主「悪霊退散！」
ガンッ！
大地「なんだこの人！ ホント痛てぇって！」
海「大地！ 耐えるのよ！
あなたの為なのよ！ いえ私たち、ファミリーの！」
大地「ファミリー？！」
神主「カーツ、カーツ！」
ガンッ！ ガンッ！
大地「痛い痛い！」
それがしばらく続いて…
変な人と倉橋さんが帰った後
母ちゃんにシップを貼ってもらった
海「どう？ 少しは気分は晴れた？」
大地「いや、別に」
海「…そう」
え？ 落ち込んでる？
大地「いや！ そういえば、
少しは体が軽くなったかなぁ〜」
海「でしょう！ ん？」
母ちゃんが何かに気付いて
窓を開けたら…
海「あぁ！ 早速、幸運の青い鳥が！」
青いインコ…
大地「それもしかして今朝の？」
海「え？」
大地「ううん、何でもない、
それより母ちゃん、
あの坊さんみたいな人にいくら払ったの？」
海「気にしなくていいのよ、そんな事」
大地「だけどさぁ…」
そういいながら母ちゃんは
俺に鳥を渡してきた…
そういえばAって…
さすがにもう帰ってるよな
でもそんな甘い考えは…
翌日の翔さんの言葉で打ち砕かれた…
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 88人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nanami | 作成日時：2017年6月5日 0時
