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大地「A、おはよ！」
A「おはよう！」
大地「もう大丈夫なのか？」
A「うん、全然大丈夫！」
大地「そっか、よかった」
A「大地こそ、昨日はどこ行ってたの？」
大地「あぁ… 滝に打たれてきた…」
A「…は？」
大地「それで母ちゃんも一緒に打たれて…
母ちゃんが熱出しちまってさ…」
A「大変だね…」
海さん… 次は何にハマったの…？
A「じゃぁ行こっか」
大地「あぁごめん！
ちょっと俺行くところがあるからさ、
悪いけど先に行っといてくんない？」
A「そう… わかった」
大地「ごめん！ じゃ！」
っということで…
なぜか一人で行くことに…
でも学校に着いて教室に入ってみると…
傷だらけの生徒達と… 小林君が…
A「どうしたの？！ 小林君！」
神部「像林にやられたそうだ」
A「えっ？！ 小林君！
Aランチ食べたの？！」
小林「いや、そうじゃなくて… 鳥を…」
神部「鳥？」
小林「はい、渋川や湯本にからかわれた時、
かごから飼ってた鳥が逃げたらしくて…」
大地「どうした…？」
大地、来たんだ
神部「やはりいじめのような事があったか…
像林は友達もいない、
きっとその2羽の鳥だけが
唯一の友達だったんだろうなぁ…」
大地「小林、逃げた鳥って何色なんだ？」
小林「確か… 青いセキセイインコだったはず…」
A「え？」
大地「それ… もしかして…」
襲われた日の朝に見た鳥…
神部「だけど小林、どうしてわざわざ
像林にちょっかいなんか出したんだ？」
小林「あの強さはモンスター急です！
飼いならせば、僕は無敵になれるかと…」
小林君… まだ懲りてないの…？
神部「そんな姑息な事
ばっかり考えてるからお前…」
小林「はい！ きっと…
神の天罰です！ うぅ〜…」
大地「何でもかんでも神様かよ…」
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作者名：nanami | 作成日時：2017年6月5日 0時
