理想の幼馴染4 (ページ12)

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一旦教室まで行き、

そこら辺の奴に昨日の事を聞いた

大地「なぁ！ A 知らねぇか？！」

生徒「知らねぇけど… あぁでも、

機械加工室で大勢の生徒が誰かにやられて、

今、保健室で手当てしてるらしいけど？」

大地「機械加工室？」

～～～～～～～

『Aランチを食べた方おめでとう、放課後機械加工室で景品を』

A『私もAだ…』

～～～～～～～

大地「Aっ…」

俺は保健室へ急いで

途中で三船先輩と会い一緒に行くことに

大地「先輩も聞きました？」

三船「あぁ」

ガラガラ…！

保健室に着くと大量のケガ人がいて

内山先輩や鰐川達もいた

内山「よぅ」

大地「大丈夫ですか？」

神部「頭に袋をかぶってた…

それは間違いなく、2年の像林だな」

羽生「そんな奴、俺のメモにもない…」

神部「普段は臆病でおとなしくてなぁ、

対人関係が苦手で、しばらく不登校だった」

鰐川「どこがおとなしいんだよ？

バケモンみたいに暴れやがって」

そしたら内山先輩が起き上がって

内山「惜しいな、まともな性格なら、

憲吾… お前の跡目はあいつに決定だぜ」

三船「敵味方区別着かねぇ野郎じゃ、

話になんねぇだろう」

内山「フッ！それもそうだ、

あぁそれと憲吾、ちょっと…」

三船「あ？」

三船先輩が内山先輩の所に行き

耳打ちされたと思ったら…

三船「っ！」

三船先輩は血相を変えて保健室から出て行った…

大地「なんか、理由があるんですかね？

怪物になっちゃった」

神部「黄色い袋って言ってたなぁ…

お前らついてるぞ、赤い袋だったら、

こんなもんじゃすまなかった」

大地「何すかそれ？」

神部「信号と一緒だ、青は安全、

黄色は注意、赤は…危険だ」

内山「注意であれかよ…」

パキッ

内山「あっ！」

え？顎外れたの？

神部「中学の頃も、一度大暴れしたそうだ、

その時は、警察だけじゃなく、消防車も出た」

大地「猛獣の… 捕獲みたいですね…」

神部「よくわかったな、麻酔銃で、眠らせたそうだ」

それは…

大地「話盛ってますよね？それは」

神部「…」

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