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ASide
数日後、いつも通り学校へ行こうと
大地の家の前で待ってるんだけど…
…全然出てこない
A「そろそろ出ないと
遅刻しちゃうんだけどなぁ〜」
そう呟いていたら…
ガチャッ！
大地「悪い！ 遅れた！」
やっと大地が出てきた…
A「遅いよ！」
大地「誰かさんに殴られた背中がまだ痛むんだよ！」
A「それ絶対関係ないでしょ」
大地「…はい、すいません」
A「もうそういうのいいから！
早く行こう！ 遅刻しちゃう！」
大地「おぉそうだな！」
大地と急いでバス停に行ったんだけど…
大地「ヤベェ行ったばっかか…」
A「大地が遅いからだよ… あっ！」
私が指さした先には…
バタバタ！…
青い鳥…
大地「おっ！ ラッキーカラー」
A「えぇ… 私には
アンラッキーカラーなんだけど…」
実は最近 兄ちゃんがハマっている怪しい占いで、
今日は青がアンラッキーカラーだった私…
大地「そうなんだ、じゃぁ…」
そう言ったと思ったら
ギュッ！
いきなり大地に手を繋がれて…
A「えっ///」
大地「これで半分こね！」
A「あ、ありがとう///」
いきなり手を繋ぐのは反則でしょ////
大地「じゃ、走りますか！」
A「え？」
そのまま学校まで走りだされて…
腕痛いわ体力無くなるわで… 辛い…
大地「キィーン！」
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作者名：nanami | 作成日時：2017年6月5日 0時
