99.9－刑事事件専門弁護士－真実を追う者と恋愛の神様番外編 (ページ18)

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④恋愛の神様ページ18

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詳しい話を聞きたいという事だったので

カフェで待ち合わせをすると…

櫻井『あの… 山風出版の櫻井です』

A『ぁ… “恋愛の神様”で活動しています、

九条Aです、よろしくお願いします』

この人が… 恋愛の神様…

綺麗な人だなぁ… それが第一印象だった…

櫻井『ダイレクトメッセージでお伝えした通り、

もしよかったら、書籍化してみませんか？』

A『私の投稿を… 書籍化…』

櫻井『九条さんの投稿は、

10代後半から20代の若い女性に人気です、

確かに若い方は、SNSが身近にありますが、

投稿を遡るのには時間がかかりますし、

途中に広告も入ってしまって、

お気に入りの投稿が探しにくいです、

なので、書籍化する事によって、

お気に入りの詩のページに付箋を貼って、

すぐにページを開けますし、

知り合いに紹介する時も、アカウントを探すより、

本を出して見せる方が早いと思われます、

何より、本の方が手元に置けて身近に感じられます』

A『…1つ、お願いがあるんですけど』

櫻井『なんでしょうか？』

A『あの… イラストレーターも…

一緒にお願いできませんか…？』

櫻井『イラストレーター…？』

A『あまり知られてないんですけど…

私の詩を描いてくれている子がいるんです…

その子の絵が好きで… 書籍化するなら…

その子の絵と一緒に載せてほしいんです…』

櫻井『その絵、今見れますか？』

A『はい』

九条さんからスマホを受け取ると…

櫻井『ぁ…』

確かに九条さんの詩を元に書かれていて…

詩の意味がより強く伝わって来た…

櫻井『確かに… 私も…

お2人の作品を書籍で見たいです…』

A『じゃあ、お願いできますか？』

櫻井『彼女にも、声をかけさせていただきます』

A『お願いします』

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