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班目先生を追って佐田先生も歩き出したので、
僕らも部屋に行こうとしたら佐田先生に呼び止められて…
佐田「深山！ 私はなぁ、
今週 契約に専念するから、
刑事事件は全部お前に任せるからな！ いいな！」
深山「もうそのまま
専念してもらっててかまわないですよ」
佐田「私だってそうしたいんだよ」
深山「行こうか」
A「はい」
再び歩き出そうそしたら…
？「尾崎舞子先生をお願いしたいのですが」
受付嬢「お約束ですか？」
？「えぇ」
受付嬢「ではこちらに」
尾崎先生にお客さん…
A「深山先生？」
深山「…先に行っといて」
A「え？」
深山「ちょっと気になる事があって」
A「…わかりました」
Aには先に行ってもらい
尾崎先生が訪ねてきた方を案内するのを待ち
案内した応接室にこっそりついて行き…
外から話を聞いていたら…
？「実は… ある殺人事件で警察から、
私が犯人じゃないかと疑われているようで」
おぉ？
尾崎「殺人事件？！」
？「えぇ…」
ガチャ！
深山「どうも、弁護士の深山です」
尾崎「ちょっとお待ちください」
深山「殺人事件の犯人だと疑われてるんですか？」
尾崎「この方は依頼人ではありませんっ！」
深山「弁護のご依頼ですよね？」
尾崎「もうっ！」
深山「どんな事件か教えてもらってもいいですか？」
尾崎「話は私が聞きますからっ！ あっち行って！」
深山「僕も聞かせてよ」
尾崎「わかりました！
少々っ… 10秒お待ちください」
深山「はい」
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作者名：nanami | 作成日時：2022年7月14日 0時
