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69.無意識 ページ19

WN side






SJ「とうちゃーーく!」






 やっと目的地に着いた。







 校長、テンション高いな。






 そして前の席の方から順番にどんどんバスから降りていってる。






 俺も降りる準備しよう。そう思って席を立つと1番後ろの席が目に入った。







 5人とも全員寝てるんだけど……






 よく、あんなにうるさいバスの中で寝れるな。






 起こさないと。





WN「ジュナ、先降りて。」







JN「うん!」






 窓側の席に座ってるジュンにそう言って1番後ろの人以外が降りるのを待つ。






 人がいなくなったバスはさっきまであんなに騒がしかったのが嘘のように思えるくらいシーンとしている。







 まったく。まだ寝てるよ。







 自分の思ったより響く足跡に少しビビリながら通路をドンドン進んでいく。







WN「チャン、スングァン、起きて。」






 まず、右側で肩を寄せ合いながら寝ている2人にそう声をかけた。







 すると2人は目を擦ってんー、とうなったり伸びをしている。






 かわいいな。






 いっつもトムジェリしてるから仲悪いように見えるけどめっちゃ仲いいじゃん。まぁ、知ってたけど。






 それから俺は左側の三人に目を移す。







 Aはジス先輩の肩に寄りかかって寝ている。






 そしてジス先輩はAのその寄り掛かった頭、ジョンハン先輩はAの肩に寄りかかって寝ている。







 そして多分Aの膝にかかってるのはジョンハン先輩の。







 ………席、くじ引きで決めなきゃよかったかも。







 そうすればAは多分リラと一緒に座ったはずでしょ?







 そんなことを考えていると外から早く降りて来い!という叫び声が聞こえた。






 絶対スニョンじゃん。






 最近いろいろあって疲れてるんだろうけど起こさなければ。






WN「A、起きて?着いたよ?」






 少し手を伸ばしてAの膝を軽く叩く。







WN「うぉっ」







 すると目の前で寝ていたジス先輩の目がパッと開いた。






 びっくりした。







 軽くホラーだったんだけど。







 驚きでそのままジス先輩の目から目を離せないでいるとジス先輩が言った。







JS「Aちゃんじゃなくて、まず近い僕を起こせばいいのに。」






 ………確かに。







『ん、えっ!着いた!?』






JH「痛っ、腕当たった。」






 それは







 ほんと無意識。

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スピカ(プロフ) - きむ ほらんさん» 更新が遅くなってしまってごめんなさい。わざわざコメントまでありがとうございます!とても励みになります! (2020年8月5日 22時) (レス) id: e5b6447a9c (このIDを非表示/違反報告)
きむ ほらん - リクエストに応えてくださり、ありがとうございます♪ (2020年8月5日 20時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)
きむ ほらん - ジフン君格好良かったです。語彙力高いですね(??)←本当に思ってますよ(羨ましいです......)うじがそんな事言うと思ってなくて、よっぽど好きなんだなぁ〜と思いました!!愛されてるな!←急にどうした。キャラがおかしくなってごめんなさい、応援しています! (2020年8月5日 20時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)
きむ ほらん - 応援してます! (2020年7月12日 20時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)
きむ ほらん - ありがとうございます!! (2020年7月12日 20時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スピカ | 作成日時:2020年7月5日 14時

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