75.短かった平穏 ページ25
YOU side
『ソクミンくん、ごめんそんなに荷物持たせて…』
DK「うんん、いいのいいの」
ある程度買い物を終え、家具は森に入る前のダミーの家に送ってもらって洋服は3人に持ってもらっている。
さっき気づいたが、私たちはかなり浮く。
長身でスタイル鬼のイケメン3人と何故かそれを侍らせている謎のちんちくりん。浮かない訳がない。そして、女性陣からの視線がかなり痛い。
MH「次僕たちの服見てもいい？」
『もちろん！行こ！』
私がそういうとミョンホさんは一瞬驚いたような顔をしてからフワッと笑って私の頭をポンと撫でた。
な、なんじゃ、その高等テクニックは！？？周りにいた女子たちがざわついた。それに気づきミョンホさんはわざと周りに見せつけるように恋人繋ぎをして「じゃあ行こっか」と言って私の手を引いた。
MG「ミョンホもなかなかやるね〜」
ニヤニヤして楽しんでいるハニトラ帝王。
やっぱり帝王のお友達だからこんなことを余裕にできるのかな、でもソクミンさんは恥ずかしがり屋だしな、なんて実にならない話を脳内に展開させていると女の人の悲鳴がまた聞こえた。
ミンギュさんがサービスしちゃったのか…？そう思ってゆっくり後ろを振り返ると……
MG「あー………マジか」
女の人に限らず人々の目線の先には爆弾があった。タイマーは一時間で止まっている。
DK「ちょっと待って。あれ本物？」
ソクミンさんがそう呟いた時___
［あーあーあー、これ聞こえてるのかな？こんにちは皆さん。皆さんは今から人質です。そしてここには合わせて5個の爆弾が仕掛けられています。］
館内放送が流れた。加工された声と共に恐ろしいアナウンスが流れる。まだ繋いだままだったミョンホさんの手が私を落ち着かせるようにぎゅっと強めにまた私の手を繋いだ。
［一応数を入っておきますと、あわせて7個です。案外少ないと思ったでしょ？でも、7個でこの施設は余裕で全部吹き飛びまーす］
そんな。周りからは泣き声が聞こえる。
［あ、逃げようとしない方がいいですよ？］
近くで悲鳴が聞こえた。そっちを見るとそこは入り口で近くで痙攣している男は人が倒れている。
［全ての入り口に鍵と強力な電流がかかっているんで。では、恐怖の一時間をお楽しみくださーい］
館内放送が終わり、さっきの爆弾のタイマーがカウントダウンを始めた。
MG「ドギョマ、応急処置」
DK「了解」
私たちはすぐ任務モードに切り替えた。
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e - 続きもう書く予定ございませんか？？(T . T) (4月30日 17時) (
レス) id: 959c5b1a12 (このIDを非表示/違反報告)
BLACK - この作品面白いです。もうこのストーリーは終わってますか？すごく続きが気になります。本当に主さんの作品好きです。 (4月29日 23時) (レス) id: 9fde84787d (このIDを非表示/違反報告)
名無し45051号(プロフ) - こんにちは！この作品とっても好きです‼︎更新待ってます、！ (11月27日 2時) (レス) @page31 id: c85ed3ec08 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ユメさん» ユメ様、コメントありがとうございます！孤高の作曲家の件、承知しました！！自分でも更新停止している作品が多すぎて反省してます…全て完結予定ですのでこれからもよろしくお願いします🙇 (8月29日 11時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - コメント失礼します。私スピカさんの作品が大好きでいつも応援してます！それでお願いがあるのですがこ孤高の作曲家を手が空いたらでいいので更新してほしいです。図々しくてごめんなさい！ (8月14日 21時) (レス) @page31 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2021年10月31日 17時
