74.ギャル×3 ページ24
YOU side
車の窓を開けてお洒落な洋楽を聴きながら山から街へと降りていく。後ろの席からはソクミンさんの美声とそれをたしなめるミョンホさんの声、そして隣の運転席からは微妙にメロディを間違えているミンギュさんの鼻歌が聞こえる。
なんで、ミンギュさんが運転してるんだって？？私が助手席に一番乗りに乗っていたらいつのまにか隣にミンギュさんが座っていた。ただ理由もなく本当にそれだけだ。ぬるっと気配を消してなってきたからびっくりしたけど……
DK「まず、Aちゃんの家具でしょー？そして洋服でしょー？あとカフェもする？」
MH「すごい浮かれてるね」
DK「だってAちゃんと出かけるの初めてだし、このメンバーで出かけるのも久しぶりじゃん」
MG「たしかに。出かけたとしても弟がヒョン達がいたもんね」
そっか、この3人は同い年なのか。メンバー内での敬語とかの概念が無さすぎて忘れてた。同級生水入らずのところに私みたいなガキンチョがお邪魔しててなんか申し訳ないな。
MG「あ、Aちゃん、今日一日俺たちが同級生だと思って過ごしてよ。敬語もさん付けもなし！」
MH「それいいね」
DK「そっか。今までAちゃん、僕たちに対して敬語だったのか」
「まともに敬語使ってくれるのAちゃんくらいだね」「俺なんてスングァンに半々の割合で呼び捨てされるからね」そんな会話が飛び交う。
MH「普段から別にタメ口でいいんだよ？」
『いや、それはまだ流石に…』
MG「んーじゃあ、オッパ呼び！！」
『なんでそうなるんですか〜』
オッパ呼びはまだ韓国の文化に浸りきっていない私にとってはかなりハードルが高い。
それより3人がキャピキャピしすぎててなんか辛いんだけど。私の方がまだぴちぴちの大学生なのに……ギャルじゃないか。ギャル。
DK「まぁ、とりあえず今日は僕たちを同級生だと思ってよ」
ソクミンさんがそう言った時にようやく大きなショッピングモールが見えてきた。
ミンギュさんが入口のところに停めてくれて、私たち3人を下ろして、駐車場に停めてくるね〜と言って颯爽と去って行った。
『ミンギュさんめっちゃ爽やかですね』
MH「Aちゃん、敬語」
『ミンギュくんめっちゃ爽やかだね』
DK「ミンギュ、それ聞いたらぶっ倒れそう」
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e - 続きもう書く予定ございませんか？？(T . T) (4月30日 17時) (
レス) id: 959c5b1a12 (このIDを非表示/違反報告)
BLACK - この作品面白いです。もうこのストーリーは終わってますか？すごく続きが気になります。本当に主さんの作品好きです。 (4月29日 23時) (レス) id: 9fde84787d (このIDを非表示/違反報告)
名無し45051号(プロフ) - こんにちは！この作品とっても好きです‼︎更新待ってます、！ (11月27日 2時) (レス) @page31 id: c85ed3ec08 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ユメさん» ユメ様、コメントありがとうございます！孤高の作曲家の件、承知しました！！自分でも更新停止している作品が多すぎて反省してます…全て完結予定ですのでこれからもよろしくお願いします🙇 (8月29日 11時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - コメント失礼します。私スピカさんの作品が大好きでいつも応援してます！それでお願いがあるのですがこ孤高の作曲家を手が空いたらでいいので更新してほしいです。図々しくてごめんなさい！ (8月14日 21時) (レス) @page31 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2021年10月31日 17時
