53.強さへの執着 ページ3
SG side
今回の任務は成功したか失敗したかで言ったら成功はした。けど、限りなく失敗に近い成功。
今回の敗因は予想外の組織が絡んでいたところ。しかもそれは数年前、僕たちをピンチに追い込み、Aちゃんを狙っているあの組織だった。
Aちゃんの無線が途絶えたあと、チャニがまずAちゃんのところはたどり着いた。その時のチャニは本当に普段と様子が違った。こっちで指示を出しているジフニヒョンの命令を無視して。1人の独断行動。まぁ、それが結果としてAちゃんを助けたんだからお咎めはなしだ。
JS「よし、終わり！」
『ありがとうございます』
ジスヒョンのそんな声がラボに響いてそっちを見る。治療が終わったらしい。
Aちゃんは過度の痛みと出血でそのままあの現場に倒れてしまった。あの後、現場にいた他の戦闘班とかのメンバーがそのチャニたちがいた現場に駆けつけた時、そのあまりの血の多さに言葉を失った。
JS「もう、女の子なのに頬に傷なんかつけて。絶対傷残らないように治療してあげるから安心して」
Aちゃんの頬は治ってきたけれど手の傷が予想以上に深かったのか、まだまだ治りそうにない。それなのにこの子は…
『じゃあ、銃の練習してきます！』
SG「無理しないでよ？」
また、自分の強さを極めるんだ。
DK「僕も銃の練習したいなぁ……」
JH「お前はダメだ。絶対に」
DK「なんで〜！？」
JH「本当に覚えてないの……？」
今、そのAちゃんを傷つけた男は警察病院にいる。なんで、病院？って思うでしょ？
その原因は目の前でニコニコしているソクミンヒョンだ。簡単に言うと、このヒョンは銃を持つと、変わる。
性格が。
Aちゃんがあの時意識失っててよかったなんて不謹慎なことを考えちゃうくらいにサイコパス化するんだ。
元々ヒョンが戦闘班だったのに情報班に移されたのもそれが原因だ。
昔のあのヒョンは今でも思い出すだけで震えるくらい怖かった___
DK「やっと見つけた」
その言葉でまず足に一発。
DK「次はどこにしようかな？手がいい？それとももう一本の足？それとも頭にしとく？？」
そう言っていつものような仏スマイルを披露したヒョン。その仏スマイルが狂気。もう、本当に。
そしてヒョンの1番怖いところは、自分の狂気の姿を覚えていないと言うところ。
JH「ヒョンはお前が怖いよ……」
DK「え！？ヒョンの可愛いソクミナですよ〜！」
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名無し45051号(プロフ) - こんにちは！この作品とっても好きです‼︎更新待ってます、！ (11月27日 2時) (
レス) @page31 id: c85ed3ec08 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ユメさん» ユメ様、コメントありがとうございます！孤高の作曲家の件、承知しました！！自分でも更新停止している作品が多すぎて反省してます…全て完結予定ですのでこれからもよろしくお願いします🙇 (8月29日 11時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - コメント失礼します。私スピカさんの作品が大好きでいつも応援してます！それでお願いがあるのですがこ孤高の作曲家を手が空いたらでいいので更新してほしいです。図々しくてごめんなさい！ (8月14日 21時) (レス) @page31 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - りゅうさん» りゅう様、何回もご感想ありがとうございます！これから少しずつ更新していくつもりなのでよろしくお願いします🥰 (6月23日 20時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - 更新ありがとうございます！ずっと楽しみにしてました☺︎スピカさんのペースでこれからも頑張ってください！大好きです！ (6月23日 20時) (レス) @page31 id: f9bbdbf388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2021年10月31日 17時
