青い海と赤い太陽２ (ページ8)

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貴女サイド

数日後いつも通りオトヒメは演説を、私はその手伝いをしていた。演説が終わると子供達が署名箱に署名の紙を入れていった。

ｵﾄﾋﾒ「子供達…喜ばせようとして…また返してなんて言わない？」

子供「言わないよ～!!お母さんも出してきてって言ってたよ!!」

ｵﾄﾋﾒ「えっ…」

そこから続々と署名の紙は集まっていった。

島人「こんなんじゃ足りないですよ!!オトヒメ様!!もっと大きい箱じゃないと!!」

ｵﾄﾋﾒ「うえーん!!ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

貴「やったわオトヒメ!!よかったじゃない!!」

ついにオトヒメの思いが島の人達に伝わったんだわ!!

この日の夜、オトヒメと私はフカボシ、リュウボシ、マンボシを呼んだ。

ｵﾄﾋﾒ「あなた達、天竜人が来た日海王類が沖にやってきたのを覚えてる？」

ﾌｶﾎﾞｼ「はい、覚えています。」

ﾘｭｳﾎﾞｼ「あのザバーってやつ。」

ﾏﾝﾎﾞｼ「あれはびっくりしたな。」

3人はあの日のことを思い出してそれぞれの反応を示した。

ｵﾄﾋﾒ「あれはね、しらほしが呼んだのよ。」

ﾌｶﾎﾞｼ「しらほしが!?」

貴「そう、しらほしはまだその力をコントロールできないの。」

ｵﾄﾋﾒ「だから、もし力が暴走しそうな時、あなた達が守ってあげて。」

3人「はい!!もちろん!!」

3人とも頼もしい兄の顔をしていた。

次の日も私達は署名を集めるために広場に来ていた。だが、この日事件が起こった。