青い海と赤い太陽２ (ページ12)

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貴女サイド

ここはリュウボシの部屋ね。ｶﾞﾁｬｯ

ﾘｭｳﾎﾞｼ「うぅ…母上…」

うなされてる…

私はリュウボシの頭を撫でた。

貴「リュウボシ、あの時しらほしをなだめてくれてありがとう。お兄さんらしくて頼もしかったわ。これからもしらほしを守ってあげてね。ﾁｭｯ」

私はリュウボシの額にキスを落として部屋を出た。

ここはマンボシの部屋ね。ｶﾞﾁｬｯ

ﾏﾝﾎﾞｼ「母上…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

泣いてる…悲しいわね…マンボシ…

貴「マンボシ、あの時リュウボシと一緒にしらほしをなだめてくれてありがとう。あなたは母との約束を守ろうとよく頑張ったわ。これからもしらほしを守ってあげてね。ﾁｭｯ」

私はマンボシの額にキスを落として部屋を出た。

ここで最後よ。しらほしの部屋ね。ｶﾞﾁｬｯ

やっぱり、涙のあとがある。あなたは兄妹の中で1番幼いもの…辛いわね…

貴「しらほし、あなたはとてもオトヒメに似ているわ。泣き虫でとっても優しい子。その優しさを忘れず、オトヒメのように強い王女になってね。ﾁｭｯ」

しらほしの額にキスを落とした。部屋を出ようとドアノブに手をかける。

ｼﾗﾎｼ「…A様…」

貴「!?ﾊﾞｯ」

寝てる…？よかった、起こしてしまったのかと…

私は外に出てそっとドアを閉めた。

やり残したことはもうないわ…早くこの島から出ないと…

右大臣「Aさん!!どうしてもこの島から出ていかれるのですか…」

貴「…右大臣…えぇ、ごめんなさい…」

右大臣は引き留められなかった。

ごめんなさい、この島の人達を子供達をたくさん傷つけてしまったわ。

私は逃げるように魚人島から立ち去った。

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作者のあずき丸です。

皆様誠に申し訳ございません。

更新を2週間もサボってしまいました…

本当に申し訳ございません。

それでもお気に入り登録者様が増え、評価が1票入っていたのを見て本当に涙が出そうでした。

1週間に1回のペースで更新していきたいと思ってます。これからも「青い海と赤い太陽」をよろしくお願いします。

以上あずき丸からでした。