寝顔＊剣城京介 ページ27
今日の練習試合はとてもハードだった。
試合が終わって、ボトルとかの片付けを終えて、トイレに寄ってからキャラバンへ向かった。
乗り込むと、私以外もう席に着いていた。
「お待たせしてごめんなさい！」
「おー。」
「気にすんな〜。」
何人かの先輩がそんな風に返事をしてくれたのでホッとした。
車内を見回すと、空席なのは窓側に座る剣城くんの隣だけだった。
(剣城くんかあ。あまり話したことないから緊張するな...。)
そんなことを思うけど他に選択肢はない。
同級生なんだし、なんとかなるよね。
「剣城くん、隣良い？」
声をかけると、剣城くんは私に顔を向け、「ああ。」とだけ言った。
しばらく進んだ頃、通路を挟んだ反対側に座っていた天馬が「あ、虹だ！」と声を上げた。
その指差す方角の空を見上げると、確かに大きくてくっきりとした虹が架かっていた。
「ほんとだ...！」
剣城くんにも教えてあげよう。そう思った私は、隣を向いて声をかけようとした。
「剣城く、...。」
剣城くんは寝ていた。
よほど疲れていたのだろう。いつものクールな表情からは想像ができないくらい、気持ち良さそうに眠っていた。
ずっきゅん。
ヤバイ、かわいい。どうしよう。
これがいわゆるギャップ萌えというやつなのか。
後から考えてみたら、私はこのとき恋に落ちたといっても過言ではないだろう。
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吉良 彩愛(ｱﾔﾒ) - シチュエーションは買い物デートでお願いします！ (2019年11月19日 1時) (
レス) id: 1fa478ff79 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - 吉良 彩愛(ｱﾔﾒ)さん» 返信が遅れてすみません。リクエストありがとうございます！詳細なシチュエーションなどの指定があれば助かります！ (2019年11月17日 16時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
吉良 彩愛(ｱﾔﾒ) - リクエストいいでしょうか？リクエストで、リ・ハオ君でお願いします！ (2019年11月13日 22時) (レス) id: 1fa478ff79 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ふうふうさん» リクエストありがとうございます。時間がかかってしまいますが、必ず書きます。 (2019年10月21日 21時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - 美紅さん» すみません。諸事情により原作を見返すことができない状況になってしまったので、リク頂いた話は書けそうにないです。申し訳ないです。 (2019年10月21日 15時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーすけ | 作成日時：2019年9月22日 2時
