急接近＊鬼道有人 ページ23
ぱんだ。さんリクです！
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「鬼道がゴーグルとったとこ、見たことないかも。」
そんなことを急に思い立った。
ゴーグルはもはや完全に彼のトレードマークだけど、その下の素顔はどうなっているんだろう。
一度気になり出したら、そのことが頭から離れなかった。
「ねえ、ゴーグルとってみてよ。」
そう頼むと即答された。
「断る。」
「お願い！」
両手を合わせて頭を下げる。
それでも彼はゴーグルを外そうとしない。
「大体なぜ、そんなことが気になるんだ。」
「わかんないけど、気になるの。」
私の主張も虚しく、鬼道は首を横に振り続けた。
もうこうなったら仕方がない。
業を煮やした私は席から立ち上がった。
ずんずんと近づく私を見て鬼道は身構えた。
「何する気だ。」
「別にいいじゃん、減るもんじゃないし。」
ゴーグルをずらそうと右手を伸ばすと、サッと避けられた。
「やめろ。」
その制止を無視して、今度は左手を伸ばした。
鬼道が避けて、私が手を伸ばす。
そんなことを夢中で繰り返し、遂にはゴーグルを掴むことに成功した。
この機会を逃すまいと、ゴーグルをするりと下にずらす。
「…わ。」
すごく綺麗。
初めて見たその真っ赤な瞳に釘付けになる。
ていうか、超イケメン。
「おい、その…、近いぞ。」
鬼道の声で我に帰ると、私たちの距離はわずか数センチで。
それを自覚した瞬間、心臓が急に騒ぎ出した。
「ご、ごめん！」
慌てて離れると、鬼道はゴーグルを装着し直した。
その耳はほんのり赤い。
ああもう、心臓がうるさい。
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吉良 彩愛(ｱﾔﾒ) - シチュエーションは買い物デートでお願いします！ (2019年11月19日 1時) (
レス) id: 1fa478ff79 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - 吉良 彩愛(ｱﾔﾒ)さん» 返信が遅れてすみません。リクエストありがとうございます！詳細なシチュエーションなどの指定があれば助かります！ (2019年11月17日 16時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
吉良 彩愛(ｱﾔﾒ) - リクエストいいでしょうか？リクエストで、リ・ハオ君でお願いします！ (2019年11月13日 22時) (レス) id: 1fa478ff79 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ふうふうさん» リクエストありがとうございます。時間がかかってしまいますが、必ず書きます。 (2019年10月21日 21時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - 美紅さん» すみません。諸事情により原作を見返すことができない状況になってしまったので、リク頂いた話は書けそうにないです。申し訳ないです。 (2019年10月21日 15時) (レス) id: d12c541ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーすけ | 作成日時：2019年9月22日 2時
