14.一匹足りとも os･ht ページ1
※emの養子になってからのお話。
os「Aちゃんの髪すごい綺麗やねぇ」
『ほんと？』
os「おん！生糸みたいに綺麗やし、セットするの凄い楽しいめぅ！」
長い髪に櫛を通しふんわり笑うマンちゃん。マンちゃんはいつもこうして朝にやって来ては私の髪を結ってくれていた。
今日は軽い編み込みにお花のヘアピンで止めた、シンプルなものだ。
os「うーん今日も可愛ええ！」
『きゃうっ』
辛抱たまらんと言うかのようにマンちゃんは私を抱きしめスリスリ頬を寄せる。
ht「オスマン、グルッペンが呼んで____…何してんの」
『らんちゃん』
os「チッ」
そこにやってきたらんちゃんは冷めた目でマンちゃんを見つめた。
どうしたの？と聞けば私の方にやってきて優しく頭を撫でてくれた。
ht「Aちゃんとオスマンにお話があるんだって。呼んでたよ」
os「グルッペンが？なんやろ」
『わかんない…いこ？』
os「行くかぁ」
袖を軽く引けば「よいしょ」と脇の下に腕を差し込まれ持ち上げられる。
マンちゃん、今日はマドレーヌの甘い匂いがする。
os「総統室？」
ht「うん。先にいるみたいだから少し急ごう。トントン怒らせると面倒だし」
二人はそんな話しをしつつ、私はマンちゃんの腕に揺られつつ、総統室へと向かうのだった。
※
os「____で？話ってなんやねん」
gr「あぁ。来週一週間、皆忙しいのでな？Aを児童所に預けようと思うんだ」
『じどうしょ？』
os「学校みたいなとこで時間まで預かってくれる場所やで」
ht「Aちゃんと同年代位の子がいっぱいいるんだよ」
お友達出来るよとらんちゃんは微笑むけど、私は不安でマンちゃんはシャツをぎゅっと握った。
os「どしたん？」
『…いきたくない』
tn「…それはどうしてなん？」
グルさんの隣で静かに佇んでたトンちゃんが口を開く。
『おともだち、いらない』
ht「どうして？」
『…いじわる、される』
俯いてそう訴えるけど、マンちゃんは顔を曇らせた。
os「でも来週皆バタバタしとるから、何かあっても気付けへんかもよ？」
『で、でも』
ht「構ってあげられないから暇だよ？」
『ゔー…っ』
二人に優しく諭されて、だけど嫌で、マンちゃんのシャツに顔を埋めて目を閉じた。
嫌なものは嫌なのに。
gr「…一週間だけ我慢してくれ。俺もエーミールも、苦渋の決断なんだ」
頭では理解している。困らせちゃダメなんだって。
gr「な？頼む」
『…』
嫌だけど、小さく頷けばグルさんは優しく頭を撫でてくれた。
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かの(プロフ) - うぉぉお、、、序盤ですが面白い予感しかしません…！！！リクしたの自分ですが素晴らしい内容になること間違いなしですねこれは…(昇天)ありがとうございます。続きも楽しみに待ってます…！！！！！ (2022年2月23日 0時) (
レス) @page15 id: 0ce39d6e3c (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 黒瀬さん» お返事遅くなってしまいましたが本当にありがとうございました！！ 設定があったのですね…勝手に想像してムフムフしてます！！ (2022年2月11日 22時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 黒瀬さん» わ〜！！ありがとうございますっっ！！！！！嬉しいです…！！！(涙)emさん…っ！！！楽しみです……！！！！うぉっ、、全裸待機で、、、、待ってます！！！！ (2022年2月11日 22時) (レス) id: 0ce39d6e3c (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - かのさん» ありがとうございます！リクエスト内容を当て嵌めて書いてみたいのはemさんなので、そちらで書いていこうと思います！執筆まで少々お待ちくださいませ〜 (2022年2月11日 19時) (レス) @page12 id: 3a76da62a7 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - いつも見てますっ！！神作品過ぎて毎回尊死案件です…。リクエストしたいのですが、、、うさぎちゃんが知らない間にメンバーの誰かがkr先生の薬を飲んでしまい、うさちゃんと同じ位の年齢になり、一緒に遊ぶ等のシチュが見たいです…。よければお願い致します…！！ (2022年2月11日 8時) (レス) id: 0ce39d6e3c (このIDを非表示/違反報告)
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