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額に冷やピタを貼らせ「ねんねしよな」と優しく肩を叩く。やけど高熱が出てるからか寝れないようで『やだ』と駄々を捏ねて布団から這い出てきてしまった。
「コラ」
『ゔー…やだぁ…っ』
布団から出ては俺の膝の上に乗ってきてぐずぐずと泣きじゃくりながらしがみついてくる。
結局寝られないようなので抱っこして眠くなるまでそばに居ることにした。
「眠なったら寝てええからな」
『んぅ』
「今日はいい天気やな」
『…おそと』
「ん。元気になったらお散歩とか行こうな」
『んっ』
熱でいつもより幼い彼女にそう語り掛けて渡り廊下を歩く。
すると向かいからやってきたのはカップアイスを手に仕事をしとるはずのグルッぺンやった。
「ゲッ…ロボロ」
「グルッぺンお前…仕事はどないしてん」
「いやぁ今は休憩中でな！」
「なら目を見て話せや」
あからさまに嘘をついてるグルッぺンに青筋立てながら静かにキレる。普段通り叫んだら腕の中におるAがびっくりするからな。
『…あいす』
腕の中で大人しくしていたAがアイスに反応してもぞもぞ動きだす。
「ん？そうだぞ」
『…たべたい』
「アイスか…ならシャオロンとかゾムとか、街に居るヤツらn『ほしい』…」
…どうやらグルッぺンが持ってるアイスをご所望のようやな(笑)
「グルさん、Aに譲ってくれへん？」
「…あげようか？」
『あいす』
「ほら、"上げた"ぞ」
「やめたれや五歳児」
上に持ち上げて"あげた"と巫山戯るグルッぺンにシバいたろかコイツと思った瞬間、頬を膨らましたAは拗ねたのか顔を背け俺の胸に顔を埋めた。
『ぐるさんきらい』
「(ガーン)」
「自業自得やな」
「す、少し巫山戯ただけだろう？」
『あっちいって』
「そりゃ熱が三十八度もあってしんどいのにそんな意地悪されたら嫌われるやろうな」
完全に拗ねたらしいAにグルッぺンが執拗に許してくれと懇願するも耳を貸すことはなく、結局贖罪としてアイスをゲットするのだった。
「俺のアイス…」
「トントンとショッピ君にグルッぺンがA泣かせたってチクってもええんやぞ」
「それだけはやめてくれ！」
あの二人過保護者やからな、何されるかわかったもんやない。
アイスを手に俺はどこか食べれるところを探すべく中庭へと向かうのだった。
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すみれいん(プロフ) - 黒瀬さん» 猫ちゃん！大丈夫です！すみません、中々御相手が決めれなかったので助かります！ (2022年1月19日 19時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - すみれいんさん» リクエストありがとうございます！御相手の表記が無いので、問題なければ猫ちゃんになっちゃって、御相手sypとなりますがよろしいでしょうか？ (2022年1月19日 12時) (レス) id: 3a76da62a7 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - リクエストと言うかもし見れるなら見てみたいなぁと言うのが、メンバーの属している獣になっているのを少し見てみたいなぁと思います！兎ちゃんのお話好きなので本編も何回も見てます! (2022年1月17日 9時) (レス) @page49 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - あぁ”…好きです!更新頑張ってください! (2022年1月7日 15時) (レス) @page42 id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
tubin - こんにちは！ (2022年1月5日 8時) (レス) id: f053091504 (このIDを非表示/違反報告)
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