47＋あとがき ページ48
zm side
あの後結局最後まで「俺はガチでやり合う気ないから」と言い張ったらっだぁさんは胡散臭い笑みを浮かべて「また来るね〜」と手を振って去っていった。
「ウチのがすんません」
「いえいえ、きょーさんが悪いわけじゃないですやん」
「そう言ってくれるとありがたいです」
「上司が自由すぎて負担が全部こっちに回ってくるその苦労、わかりますわぁ…」
ふぅ、と吸い終わったタバコをエチケットケースに捨てながら背伸びをするきょーさん。
「んじゃ、俺もぼちぼち帰りますわ」
「気を付けてくださいね」
『きょーさんまたね』
「ん。またなぁ」
軽く屈んで頭を撫でるきょーさんに抱きついたAは小さくハイタッチする。きょーさんが見えなくなるまで見送った俺達は手を繋ぎ笑いあった。
「…んじゃ、帰ろか」
『うん！』
トントンの荷物を2人で分け合い仲良く並んで歩く帰り道。
「そういや熱はもう大丈夫なん？」
「今朝下がったんよ」
「はぇーなら明日ホットケーキ食いに行こか」
『ほんと？！わーい！』
「ゾムお前明日は報告書書けって事前に言うとったやろ！そっち優先やからな！」
「えー約束の方が優先なんやけど」
『(しょんぼり)』
「うぐ…終わったら午後休みでええから」
「あ、ホンマに？なら頑張るわ」
『(パァァ)』
コロコロと表情を変えるAに思わず微笑む。
化け物だろうがなんだろうが、AはAや。
絶対殺したりせぇへん。
俺達はAをただ、愛してやりたいだけなんやからな。
『ね、ね、ぞむ』
「んー？」
くいくいと服の裾を引っ張られAを見下ろす。
『あのね、…おかえりなさい！』
こんなにも愛しい存在を
「…ん。ただいま」
絶対、他の誰にも渡さへん。
※※
ここら辺でおはこんばんにちは。作者の黒瀬でございます。
この度は『幹部は彼女を甘やかし隊』をお読み下さりありがとうございます。思った以上に夢主ちゃんが読者さんから可愛い可愛いと言われ嬉しい気持ちでいっぱいです。
あと多分なのですが、この作品皆から愛されの、zm寄りになると思います。絡みが多い分気付いた方もいらっしゃるかもですが…愛されベースなのは変わりありませんのでご了承ください。
丁度キリがいいのでこの辺りで次に行きたいなと思います。これからもこの作品、夢主ちゃんを愛してくださると嬉しいです。
それではまた、続きでお会いしましょう。
黒瀬。
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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