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お兄さんの言う検査が終わりぞむの姿を探してお城を歩きたいとお願いした。だけどまだ仕事が終わってないらしくてだめって言われたから『ひま！あそんで』と言えばお兄さんは私をおんぶして本がいっぱいある部屋に連れてきてくれた。
「エミさんおる？」
「あれ、しんぺいさんにAさん、どうされたんですか？」
「お姫様が暇やってわがまま言い始めてなぁ」
『ひま！』
「ほらな？」
からからと笑うお兄さんの背中から降りて本棚へと駆け寄る。くにのれきし…？とか、よくわかんないのがいっぱい並んでる。
「そう言えばAさんは読み書きできるんですか？」
『ん。でも、難しいのわかんない』
そう言えばえーみーるは星の写真が載った本を持ってきてくれて、綺麗な星空の写真を私にみせてくれた。
「なら星座とか興味ありませんか？」
『！きれい』
「星についての神話とかも載ってますよ。是非こちらも読んでみてください」
『うん！ありがとうえーみーる！』
パラパラと捲れば色んな神話が載っていてあっという間にその世界へ没頭する。雑面のお兄さんは「んじゃ僕戻るね、またね」と手を振ってたのでハイタッチして別れた。
「しんぺいさんや私、ゾムさんは平気なんですね」
『？』
「いや、大先生には冷たいと聞いてるもので」
『…きらいだもん』
そう言って本に目を戻す。
ん？これどういう意味だろ。
『えーみーる』
「はい」
『ここ、なんてよむの？』
「あぁ、これはですね…」
えーみーると過ごす時間は、すごく楽しかった。
※※
em side
彼女と接していてひとつ分かったことがある。
彼女は誰かと初めて話す際、じっと相手の目を見つめてから接する。
『えーみーる、ここは？』
「それはですね…」
彼女の好奇心は元々旺盛な方らしい。最初に目をじっと見られてるなと思えば、彼女はすぐ懐いたのか本を読んでは分からないことを質問してくる。
目は口ほどに物を言う、とはよく言ったものですね。
「(もしかして大先生を嫌うのは何かを読み取ったからなのでしょうか)」
なんて思えばインカムで夕御飯を告げるロボロさんの声がした。と、なるとそろそろゾムさんも帰ってきますね。
「そろそろ本を置いてご飯にしましょうか」
『…ん』
「ゾムさんもそろそろ帰ってきますよ」
『！』
そう言えば本を丁寧に元にあった場所に戻して私の手を引くAさん。
『はやく！いこ！』
「はいはい」
ゾムさんめっちゃ好かれとるやん。ええなぁ…
.
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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