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syp side
起こさないように自室へ足を踏み入れ小さな身体をベッドに横にする。毛布を掛けてやれば抱きしめながら頬を寄せていた。ンン゛っ…可愛い。
恐る恐る白い頬や髪に触れてみる。ふにふに、さらさらしていて、すやすや寝てるあどけない姿に思わずまた胸を抑える。
天使か？この子は。きっとそうに違いない。
「…やけど、ホンマなんかなあの資料」
ベッド脇に置いた椅子に腰掛けながら敵国内で見付けた資料の事を思い出す。
あの資料が本当ならこの子はきっと敵対勢力になりかねない筈。だけど今は自分の前で無防備に寝ているただの子供だ。
正直言って信じられない。
だって目の前の少女はこんなにも、あんなにも純粋無垢なのだから。
『…ん、…っ』
小さな手の平が何かを探すように自分の隣を探り始める。どうしたのだろうか。
『……？』
「どうか、しましたか」
薄ら目が開かれぼんやりした様子のAさんが顔を上げる。
『…ん……』
少しだけ寂しそうに眉を下げているAさん。
クッションか何かが欲しいのかと聞いてみるが首を横に振るだけなので、なんだろうと首を傾げる。
うーん、なんやろ…
「ゾムさん呼ぶ？」
『(ふるふる)』
寂しくなったんかなとも思ったけどどうやら違うらしい。
いよいよ分からなくなってきてどうしたものかと思えば、のそのそ上体を起こしてきたAちゃんは俺のアウターの裾をきゅっと遠慮がちに握ってきた。
「？」
『…おひるね…』
俯きながらそう言われやっと気付いた。
…もしかして、俺が隣に居らんの気になったん？
「…一緒に寝て、ええの？」
『？ぐるさんが、いってた…』
不思議そうに首を傾げるAちゃんは本当に不思議そうな顔をしていて。
この子天使や(確信)
首をこてん、と傾げる姿にそっと腕を伸ばし、堪らず抱き締めた。
「…めっちゃ可愛ええ。はぁ、天使…」
『？しょっぴ？』
腕の中でそう、少し舌っ足らずで呼ばれ更に胸がキュンとする。
「なぁ、お兄ちゃんって呼んでくれへん？」
『おにいちゃ？』
「ン゛ッ゛ッ゛」
インカムの録音機能使って保存しました。
勿論消去しないようにプロテクトもかけて。
『…しょっぴにぃ…ねる…』
次第に瞼が降りてきた彼女に我に返り、いそいそとアウターを椅子にかけて自分も隣に寝転がる。
「時間になったら起こすから、ゆっくり寝てくださいね」
『ん…』
やがて聞こえてきた小さな寝息を確認し、俺もまた目を閉じた。
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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