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「大丈夫やから、おいでや」
ダクトから降りてきたぞむは手を差し出す。
ほんと？大丈夫？
ぞむを信じてその手を取る。すると軽々と抱き上げられダクトを通り外へと連れ出された。お日様の日差しが目に眩しい。
「ん。パーカー被っときや」
大きな手がパーカーを被せ頭を撫でる。それに頷いてから空を見上げた。
雲ひとつない、綺麗な青空だ。
「少しだけ散歩して帰ろうな」
『…ぞむ、おしごとは？』
「あー…今休憩時間やねん」
そうやって目を逸らすぞむ。
絶対うそだ。
『うそは、だめ』
「やって！A構いたいんやもん！」
なんてゾムが泣き真似をしながら私を抱きしめる。嬉しいんだけど…お仕事はちゃんとしないとダメだよ。
どう引き剥がそうかな、と思っていたら曲がり角からヘルメットを被った人が私達をみつけ、此方へとやって来た。
あ、怒られる？
「…ゾムさん、その子…」
「あー…」
私をじっと見つめる紫の瞳。
この瞳に裏はない。無いん、だけど…
「何歳？お名前は？どこ住み？！」
『？？？』
ガバッと勢いよく私の肩を掴み目を輝かせながらそう聞いてきた。
「ショッピ君落ち着け？？？A困惑しとるから」
「Aちゃんって言うんか…可愛ええ名前やなぁ…」
デレッデレの顔で私の肩を掴む彼はしょっぴと言うらしい。怖くないけど、怖い(色んな意味で)。
「そう言えばこの子、例の子ですか」
「せやで」
「ならこれからグルッペンさんとオスマンさんに報告があるんで、一緒に連れて行っても？」
そうすれば脱走したのお咎めなしに出来ますよ、と笑顔で言われ、ぞむは口をきゅっと結んでた。
ぞむ、反省してね。
※※
その後しょっぴに手を引かれやって来たそうとうしつ。おすまんとぐるさんが部屋にいて、報告をじっと聞いていた。
「あの国に残ってたのは資料と捕虜位です。もう価値のあるものは残ってないかと」
「了解。ありがとうなぁショッピ君」
おすまんは紅茶の入ったカップをソーサーに置いてニッコリ微笑んだ。その隣にはぐるさんがいて、美味しそうなケーキも添えられていた。…いいなぁ
「…A、おいで」
『？』
視線に気付いたのかぐるさんが私を手招きする。
お膝の上をポンポン叩いたので大人しく座ればフォークで切ったケーキを差し出された。
「半分食べてくれないか？どうやらこの量は私には多いらしくてな」
『…いいよー』
ぐるさん、ありがとう。
.
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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