検索窓
今日:352 hit、昨日:479 hit、合計:199,298 hit

愛のコトバ mnd ページ37

「Aってさ、うたってみたとか興味無い?」

何言ってるか分からないと思うけど、とストグラ内で遭遇したnqrseさんこと成瀬力二さんがそう尋ねる。私はと言うと、起きたばかりでバイクに乗ったまま何をしようか考えてたところだ。

『興味無いですね』
「そうなん?いい声してるから良いと思うけどなぁ」
『誰も得しませんもん』

なんて言えばコメント欄は「需要大アリなんだが?」「はよ出せ金投げさせろ」だの荒ぶってて。何か最近コメント欄の皆もMondo化してきてない?気の所為?

「んな事無いって。結構らだおとか皇帝とかと話するけど、Aの声いいよねって話してるんだって」
『えぇ…まぁ、でもやりませんよ』
「ならボイスは?」
『しませんて。…ジリジリ近寄らないで貰えます?』

戦闘態勢で近寄る力二さんにバイクで後退すれば「そこをなんとか!」と何故か執拗に頼み込む力二さんに、意図は分からないけど仕方が無いなと条件を出した。どうせ無理な条件だけど。

『…なら、何を言ってるか分からないと思うんですけど、私の登録者人数が1週間以内に10万いったら歌います』
「あーね?…え、マ?」
『マです』

確か今朝見かけた時は8万人だったはず。そう簡単に10万人達成は行かないはずだ。

「え、わかったそれでいいよ」
『まぁどうせ無理でしょうけど』
「男に二言はねぇよなぁ?!」
『女ですよ私』

待ってろー!とパトカーでどこかへと消えていった成瀬さん。本人もどこかへ消えたし私もアジトに顔を出そう。そう思いバイクをアジトへと走らせた。

『ボスおはよう〜』
「ん。おはよう」

いつもと変わらず大型をこなし、支援に走り回る日々を過ごす予定だった。

あの出来事が起きるまでは。



Sellu先輩が日本に帰ってしまう。その連絡を聞いたのは、私がINしてすぐの事だった。

『帰っちゃうんですか』
「…ん。でも大丈夫だろ〜A強くなったし」

また会える、とSelluではなく警察の猫マンゴーで会う事が出来ることを教えてくれた。でも私はギャングの先輩としてもう会うことが出来ないのが悲しくて。

『…私、先輩の分まで頑張りますから!絶対!』

RPを織り交ぜた、本心の誓い。

「…ん。がんばれ」

それを汲んでくれたSellu先輩…基Sellyさんは優しい声でそう言ってくれた。

「俺の銃あげる。お守りにしまっとけ」
『はい』

このやり取りが切り抜き動画にされ、フォロー数が増えてるなんて当時の私は知らずにいた。

.

↓→←↓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (213 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1559人がお気に入り
設定タグ:mondo , CR , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます! (5月2日 23時) (レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒瀬 | 作成日時:2024年1月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。