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天月≪@_amatsuki_:そらるさんご婚約おめでとうございまーす!!僕も何度かお相手の方とお会いしたけど、そらるさんと同じくらい良い人だったので安心!!今度またお家にお邪魔しますね!!?≫21:27
まふまふ≪@uni_mafumafu:わわわわわ、そらるさんご婚約おめでとうございます!!独身だったのに抜け駆けされました!!!≫21:29
96猫≪@96__neko:そらるん結婚!?おめでとう!!≫21:37
うらたぬき≪@uratasama:そらるさん結婚おめでとうございます!!≫21:38
志麻≪@shima_s2:そらるさんご婚約、ご結婚おめでとうございまぁーしー!!≫21:38
となりの坂田。≪@sakatandao:おおおおお!!!そらるさんおめでとうございます!!!≫21:39
TwitterのTLに一気に表示された俺宛のツイートたち。
他にも関わりを持っている人たちからも沢山の祝いの言葉が送られてきた。
しかし、どこにもセンラくんからの言葉はなかった。
隣の梓も気づいたのか、悲しそうに目を細めた。
「…今は、忙しいのかもしれないよ」
『うん、そうだと…いいな』
寂しそうな顔をする梓の手を引いて、寝室に向かってベッドに飛び込んだ。
「おいで、」
布団の中で腕を広げると、梓も俺の背中に腕を回した。
目を閉じた梓にキスをして、ふわりとした髪に指を通す。同じシャンプーの匂いが香った。
梓の頭をもう一度胸元へ寄せて、俺も目を閉じた。
〜センラside〜
そらるさんの生放送が終わった。
会社で仕事をしながら聴くものではなかったと後悔した。
婚約、結婚、そんな言葉が頭を巡る。
浦島坂田船のメンバーがお祝いのツイートをする中、俺は何もできないでいた。
何か、俺が言えること。
キーボードを表示させて、ゆっくりと文字を打つ。
センラ≪@sen_sen_sen_sen:そらるさん、おめでとうございます〜。いつか僕も追いつきたいです≫22:03
きっとこれが、ちょうどいい。
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こん - 無理しない程度に頑張ってください!応援してます! (2018年10月9日 18時) (レス) id: bc3ee8c138 (このIDを非表示/違反報告)
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