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スタッフさんに案内された大きそうな部屋。
ここが恐らく楽屋なのだろう。
スタッフさんは忙しいのだろう。わたしをここに案内するなりどこかに行ってしまった。
扉をノックする勇気が出ずにもじもじすること数分。
やっと決心がついてノックしようとした時、勢いよく扉が開いた。
当然、扉はわたしにぶつかるわけで。
「いっ…!」
かわいさの欠片もないうめき声とともに額を抑えながらその場に蹲った。
「え、あ、え、ごめんね、大丈夫?」
わたしと目線を合わせながらアワアワしてる人はたぶんluzさんだ。
遠くからでもかっこいいのは伝わってきたが、近くで見るとさらにかっこいい。
「痛い?血出てない?」
「だ、大丈夫です…。お気になさらず…」
「うらたんどうしよう…女の子がおでこ痛いって…」
luzさんが中に呼びかけると出てきたのはうらたさん。衣装がかっこいい。
「あれ?Aちゃんじゃん。そんなところでluzとなにやってんの?」
「俺がドア開けたらこの子がおでこ痛いって」
「それはluzが悪い」
立てる?と差し出された手を掴むとグイッと引っ張りあげられた。
てか気づかなかったけどうらたさんセンター分けじゃん。あまりにもかっこよすぎる。
「来いよ。みんなに紹介するから」
「うらたん俺は?」
「luzはなんかあって外に出ようとしたんじゃないの?」
「……なんだったけ」
luzさんはどうやらドがつくほど天然らしい。
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滝野 - 好きです!更新頑張ってください!続きが楽しみです!! (2021年1月20日 0時) (レス) id: ef0e1184cd (このIDを非表示/違反報告)
もでらーと。(プロフ) - えっもう好きですごちそうさまでした; ;更新楽しみに待ってます…! (2019年9月25日 19時) (レス) id: 5d5b1bd419 (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣(プロフ) - こういう系の小説凄く好きなので読ませていただいてます!ほんとこたぬきになりそう(センラー)← (2019年9月25日 6時) (レス) id: c875e0b34a (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - え、まってかわいい尊い更新頑張って下さいですマジで!!!!! (2019年9月25日 0時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2019年7月8日 10時