美術館で、イタズラ中に【d!】【男主】 (ページ8)

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絶対許さねぇからな！ページ8

突然、監視カメラが作動し始めた。

kn「おいショッピ！カメラ止めてたんやなかったんか！？」

syp「……はぁ、あんたらがごちゃごちゃしてる間にイタズラを終わらせたんすよ。あとは帰るだけなので元に戻しただけっす」

ショッピはこちらを見て「まぁ、あんたの用事は済んだか知りませんけど」と、ニヤッと笑った。

『クソ！愉快犯どもめ！！』

用事という用事は無かったので、俺も帰ることにした。
……のだが、

zm「あれぇ？帰らせると思ってるんすか？w」

ゾムに首根っこを掴まれて帰れなくなった。
今は、片手で持たれて屋上から飛び降られて、空中を舞っているので、浮遊感がすごい。

『ひぃ…』

浮遊感で吐きそうになる。
せめて両手で持って欲しいのだが、ゾムは片手にライフルを持っているので無理そうだ。

zm「ふーん！」

ゾムは地面に足がつきそうなところで、くるっと回り着地をする。
浮遊感に回転が加わり、胃液が喉までくる。

『ｯ、げほっ……』

胃液を慌てて胃に戻す。物凄く気持ちが悪い。
俺をこんな事にした我々怪盗団は絶対にゆるさん。

『ｯ､ねぇ！いつまで首根っこ掴んでるの！？』

zm「いやだって…逃げるかもしれへんやん？」

syp「というかあの警戒具合、絶対逃げるでしょ」

俺を一旦トントンに預けて、ゾムはジャキッ、と言う音を響かせてライフルの弾をセットする。
ショッピはカタカタ…とパソコンを使って何かをしている。

syp「あ、ハックできました」

zm「ないすぅー！じゃっ俺ちょっと行ってくるわ」

『…どこに？』

syp.zm「「ワイテ国」」

『……は？』