美術館で、イタズラ中に【d!】【男主】 (ページ7)

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頭沸いてるよね？ページ7

ut「それ偽名やろ」

そう言われて、肩が一瞬ビクッと跳ねてしまったのがいけなかった。

ut「ほらビクッてした。やっぱ偽名なんやな」

『なんで…？』

ut「目ぇみたら分かるで。嘘ついてる目しとる」

そう言いタバコをふかす大先生。
おかしいな、俺は真っ直ぐ素直な視線を送っていたはずなのに。

ut「なぁ、なんで教えてくれへんの…？」

大先生は、懐からスッと薔薇を取り出す。
俺は一瞬危機を感じたため、後ろに飛んで下がると、
飛んだ先でこめかみに何かをゴリッと当てられた。

em「大先生のやつよう避けたな」

拳銃だ。
今俺は拳銃を突きつけられている。

『なんで怪盗が拳銃持ってんの！？』

em「そういう職やからやで」

『え…ヤ、ヤクザ…？？」

em「ははっwちゃうよwww」

警察や、と優しく言う彼。
俺は困惑した。

いや困惑するでしょこれは
だって警察が怪盗団にいるとかおかしくない！？

『……スパイとかでは…？』

em「ないですね」

…我々怪盗団って頭おかしいんか……？？

『…A』

kn「お？」

『A！俺の名前！』

tn「苗字は？」

『職の関係上教えたくない！！』

名前を言ったら、エーミールさんは拳銃をパッと離してくれた。
素直になれば普通に優しくしてくれるんだな…。

sha「職業なんなん？俺だけ知られてんの嫌やわ」

『……貴方と同じですよ、アイドル。』

地下の方ですけどね、と言った瞬間、ブーブーと痛い音が響いた。

『監視カメラ……！！』