美術館で、イタズラ中に【d!】【男主】 (ページ26)

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一人で出来るのにページ26

sha「A！キリない！」

『そりゃそうだよ！どんどん警察呼ばれてんだから！』

kn「絵画に落書きする暇、無さそうやな」

『今日は一旦帰…ｯ､うわ！？』

突然横の曲がり角から警察が出てきて、俺は躓いた(つまずいた)。
警察は、拳銃の銃口をこちらに向けてくる。
俺も拳銃を手にするが、

『うそ！弾切れ！？』

引き金を引いても何も出てこない。
終わったと思った瞬間＿

「うわっ！」

俺の横からバン！という音がした。

『コネちゃん…！』

kn「逃げるで！」

コネシマは警察の拳銃を撃ち落とした後、俺を抱えて走り出した。

『って、ちょっと！？俺走れるけど！！』

kn「弾切れで焦ってる奴に走れとか言っても無理やろ」

『コネシマ…』

ほんとにコネシマはなんやかんや言って優しい奴だな…

kn「あと足遅いしお前」

『おい！！』

・

・

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tn「何してんねんお前ら」

無事帰還後、案の定トントンに怒られてます。

『ほら怒られたじゃん』

sha「ごめんて」

kn「そうやで！シャオロンのせいや！」

sha「最初に突っ込めって言ったのお前やろw」

『そうなの！？！！？』

ギャーギャーと騒いで、細長くした紙でトントンに頭を叩かれた。

『そういえばシャオロ…、シャオちゃんって途中ではぐれたよね？』

sha「あぁそうやねん、お前らは左曲がったけど俺右曲がってもうて」

『一人で大丈夫だった？』

sha「大丈夫、そっちもコネシマ一人だったやろ」

『ちょっと！俺もいる！！』

シャオロンの煽りで騒いでる俺の隣で、コネシマがポツリと呟いた。

kn「…まぁ、報酬があったからええねんけど。」

『ん？報酬？なんかいいお宝でもあった？』

kn「……そういう事にしとくわ」

『はぁ？』