美術館で、イタズラ中に【d!】【男主】 (ページ22)

今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:8,331 hit

幼なじみは昔から真の陽キャページ22

pkt「フラれた記念にこの美術館好きにしていいよ！」

『はぁ！？おまっ…、マジで言ってる！？』

pkt「あと君らの怪盗団に入れて欲しい！！！」

満面の笑みで爆弾発言を2回するぴくと。
これには俺以外の皆もあんぐり。
賛成する派と反対する派が結構別れたが、多数決でメンバーに入れることになった。

pkt「よろしくお願いしま〜すっ！！」

流石は陽キャだ、なんて思いながらその日は帰った。

それからというものの

kn「ぴくとの兄貴〜！」

kn「兄貴！」

kn「兄貴におまかせしますわ！」

コネシマが懐いた。
誰？って思うくらい犬らしくなって、師弟と言っていいのかなんというのか、よく分からない関係になっている。

『コネちゃんなんでそんな懐いてんの？』

kn「コネちゃんって呼ぶなや！」

『なんでや！』

何故か俺はコネちゃん呼びを許してくれなく、それを見た鬱先生がわざと俺の前でコネちゃんって呼んでる。なんかめっちゃ悔しい。

kn「嫌、じゃないねん、ただ…」

『ただ？』

kn「その…恥ずかs」
ut「ごめんなコイツ口下手で！！」

コネシマが「は？」という顔をする。
会話遮られたらそりゃそんな顔なるわな

『大ちゃん、コネちゃ…､コネシマまだ喋ってる』

ut「俺も大ちゃんって呼ぶなや！って言った方がいい？」

『やめろや』

大きく話をズラされた気もするがまぁいいだろう、今日の所は許してやる(何様)

tn「A〜、ちょっとご飯作るの手伝ってや」

『うーい』

pkt「ただ仲良いのかこき使われてるのか分かんないね」

『仲良くはないだろ』

だって、コイツらとは表面上仲間なだけだし

tn「表面上仲間なだけだし、とか思ってたりする？」

『え"っっっ』

玉ねぎを切るトントンに心を読んだかのようなことを言われる。
俺そんなに表情に出やすかったかな、なんて思いつつ鍋を火にかける。

『えーっと…なんで』

tn「そういう顔してたから」

なんだ、コイツはエスパーか？それともただの精神科医か？
いやただの怪盗だった

てか今思ったんだけど、怪盗が本職なのかなこの人たち
夕方以降しか集まらないけど、みんな昼間何してんだろ

tn「今みんな昼間何してんだろ、って思ったやろ」

『もうヤダこいつ！！こわい！！！！！』