美術館で、イタズラ中に【d!】【男主】 (ページ15)

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元の家の10倍くらいあるよページ15

『え…？大き！！！』

俺はトントンと鬱先生とゾムに連れられて廃ビルに下見に来たのだが、めっちゃ大きい。
部屋がいっぱいあって、元の家よりめちゃくちゃ広い。
さすが元ホテルなだけある。

ut「デカいやろ」

『すげー！！大きすぎる！！！』

tn「……ふっ、普通に楽しんどるやん」

『はっ……』

俺今敵の陣地にいるんだった
あまりにも家が大きすぎて忘れてたわ

『ひ、広いからって何も惹かれなｯ ut「水道代、ガス代、電気台その他もろもろ全部俺ら持ちやで」住みます』

これがひょろひょろとした低レベルの罠ってことは分かってるが、元の生活よりうんと良い条件を提示してもらっちゃあ断るのは無理だよ()

tn「じゃあここにサインしてもろて」

トントンから「これな」と言って出されたのは、仲間になりますっていう証明ができるなんかよくわかんない凄い紙←

『……ん？えっ？な、仲間にならなきゃいけないの…？』

tn「え？住むんやろ？」

ut「俺らが金持ってんだから、ね？」

不思議そうな顔をするトントンとニコッと笑う大先生。

『よくよく考えればそりゃそうか』

ゾム「ア、アホなん？w」

バカにしてくるゾム。
そんな3人に見守られながら俺は、サインをしようとペンを持った。

『へーへー仲間になりますよ』

後で裏切ればいいでしょ多分

トントンが証明書にサインする俺を見て、俺の心を読んだかのように話す。

tn「……裏切ったら、どうなるか分かるな？」

ビリッと痛い空気が張りつめる。
威圧感が凄い。視線が痛い。

ここは大体の人間はマジの顔をして「いいな？分かったか？」って脅すのだが、こいつら、笑ってやがる。
どこまで頭がイカれてんだろうか

『はひ……』

俺は、冷や汗をかいて間抜けな返事しか出来なかった。

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ちょ、knメインにしたかったけど全然メインじゃねーなこれ

すんませんね……