そんなに部外者を信用して大丈夫か？ ページ13
我々怪盗団の人達は、あっさりと信用してくれるみたい。
おばけと一緒で、裏切り者とか信じないタイプか？
『えぇっと、大先生…？』
ut「鬱でええよ」
うつ、か。でも俺あんま人のこと呼び捨てしないんだよねぇ。
『……だいちゃん』
俺が小声でそう言うと、大先生がガシッと俺の肩を掴んで来る。
ut「今、だいちゃんって言った？」
『ｯ、駄目だった…？』
ut「……いや、ちょっと懐かしくなってもーたわ」
tn「そういやアイツもだいちゃん呼びしてたな」
懐かしく…？アイツ…？昔の友達にもそう呼ばれてたのかな。
『じゃあ、大先生はだいちゃん。』
ut「うん♡」
『トントンは…とんちゃん？』
tn「豚ちゃん！！？」
『ゾムはゾム』
zm「はーいゾムでーす」
『コネシマは、コネちゃん。』
kn「あぁ、あぁ、アイツもそう呼んでたなぁ…」
『ロボロはロボロちゃん』
rb「はぇ〜女の子やん」
『エミさんはエミさん』
em「まんまやん！！」
『シャオロンはシャオちゃん』
sha「SAN値削れそう」
『ショッピはショッピくん』
syp「はーい」
『これでいいかな…？』
kn「完璧や」
コネシマは笑顔で「よろしくな」と言う。
いつぞやの冷たい目はどこへやら。
『うん、帰る場所が見つかるまで…、よろしく……』
俺は下を向いた。
「帰る場所が見つかるまで」というワードで空気が一気に重くなったから。
――――――――――
状況説明しなくていいトコなんで
会話文がめっちゃ多くてすんませ、、
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作者名：麦芽糖 | 作成日時：2021年9月13日 12時
