美術館で、イタズラ中に【d!】【男主】 (ページ12)

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お前ら何者なんだよページ12

我々怪盗団の基地みたいな所に連れてこられた。
え？なんか上でめっちゃ楽しそうな音楽流れてるんだけど。遊園地？？

臓器売買か人体実験をされるのでは？と震えている俺を見て、面白そうに笑う緑パーカーのゾム。
性格が悪いったらありゃしない。

tn「別にAくんを取って食ったりせぇへんよ？」

右斜めからトントンの安心する声が聞こえる。
安心…？馬鹿馬鹿、安心しちゃったらダメなんだよ！

俺は両手でパン！と自分の頬を叩く。

『ぜったいに仲間になんてならないから』

そう言い俺は我々怪盗団の人達を睨むと、コネシマから衝撃の言葉を零す。

kn「ええよ、洗脳するだけやし」

コネシマはガチャッと音を立ててクロスボウに矢をセットする。
俺は直ぐに逃げようとしたが、大先生がバックハグをしてきた＋拳銃が見えて動けなかった。
なんでこの人こんなにベタベタしてくるんだろう

『ちょ、ちょっと待って！！！』

俺はコネシマの前に、パーにした手を突き出す。
ゾムが「さっきも待ったやん」とコネシマの後ろから口を出す。

『……仲間になるから』

俺がそう言うと、

トントンは「ほんまかぁ？」と言い

コネシマは「そうやって騙して逃げるんとちゃうんけ」と言い

ロボロは「まぁ逃がす気なんてあらへんけど」と言い

ショッピは「当たり前やないっすか」と言う。

こんなヤクザみたいな連中に囲まれてたら、普通の人はとっとこ逃げられないって

『…なんなんですか貴方たち』

kn「タメ口で話してくれや」

『……なんなの君ら』

そう聞くと、トントンが「Aくんと仲良くなりたいだけやで」と言う。
信じられねぇ

『ほんとにぃ！？殺さない？』

em「Aくんが変な事せんかったら殺さへんよ」

ut「というかやっとタメ口で話してくれた〜！！」

大先生が「なぁ今度は呼び捨てで呼んでみてや」と言うと、俺も俺もといわんばかりにメンバーが俺の周りにわちゃわちゃと集まってくる。
俺が仲間になる前と対応が違いすぎないか？？

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