検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:9,776 hit

10 ページ10

私達の部屋は窓で繋がってる。
なので簡単に行き来ができるのだ。小学生の頃は毎日のように窓からお互い行き来していた。
中学生になった頃から危ないから、と私が窓から三郎の部屋に行くことは無くなった。
高校生になった今でもこうして三郎が私の部屋に来る。なので部屋はいつもキレイに片付けてある癖がついた。三郎のおかげだ。


「どうしたの?」

「いや、ちょっとな。」


三郎が理由なく私の部屋に来ることはあまりない。今日は言いにくい理由なのか。


「その、これ。」

そう言って指さしたのは配られた台本。

「ああ、配られた時びっくりしたよー。……頑張らなきゃね。責任重大じゃん。」

「そう、だからな、提案があるんだ。」

「提案?何するの?」


ぐっと距離を詰めてくる三郎。なんか最近顔を近づけられること多いな、と突然の事に頭が働かない。
あ、キレイな顔。まつげ長い。


「今日から1週間、付き合わないか?」


「は?…………付き合う?」








.

11→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
設定タグ:忍たま , RKRN , 鉢屋三郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さらん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月19日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。