検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:9,779 hit

5 ページ5

「ただいまー」


もちろん返事はない。
私の親は仕事が忙しく、物心着いた頃には1人で食事するのも普通になった。

そして似たような家庭の隣人とご飯をたまに一緒に食べるようになったのもその頃。



あの時は兄弟みたいな感覚だったんだ。




それがlikeからloveに変わったことに気づいても後の祭り。三郎はlikeのほうだ。私はloveなのに。



チャイムがなり、玄関のドアの音がした。



「今日は一緒に食べるだろ?」



演劇部のクールな王子なんて言われてる三郎だけど実はこんなだっさいスウェットの古着を着てうち来るんだよって触れ回ってみたいと少し思ったが、その考えは返事とともに振り払った。





「うん!今日は何食べる?」



こんな三郎を知っているのは私だけがいい。彼女でもないのに独占欲が強いかな









.

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:忍たま , RKRN , 鉢屋三郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さらん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月19日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。