第七話 ページ7
(きこえますか······あなたの脳内に、直接語りかけています······)
(？！このネタは······あんたが俺と同じ転生者か？)
良かった。
ちゃんとネタは通じたようだ。
(はい。やはりあなたも元日本人ですか？)
(ああ、凄い偶然だな。まさかこんなにすぐに同郷のやつに会えるなんて)
(私も驚きました。でも、良かったです)
ほんとに、こんな早くリムルに会えるなんて思ってなかったからね。
(おい、お前ら。簡単に言っておるが、こんなことはそうそうないことだぞ？そもそも異世界からの転生者というのがめったにいないはずなのだが······)
うん、ここに二人もいるからレア感が全然ないよね。
(あ！そういえば、さっき言ってた目が見えるようにしてくれるっていうのは何だったんですか？)
おおぅ、私邪魔しちゃってたのか。
けど、それは私も気になるな。
いや、別に目は見えてるけど、『魔力感知』が使えるのと使えないのでは、今後大きく差が出るだろう。
(よし、教えてやろう。ただし、条件がある)
(どういう条件ですか？)
(簡単だ。見える様になったからといって、我に怯えるな。そして、また話をしに来い。それだけだ。······そういえば、お前は我を見ても怖がらんな。なぜ怯えない？)
突然ヴェルドラに話をふられる。
いや、見た目は怖いよ？
たぶん何も知らずに見てたら卒倒してたかもしれない。
でも······
(怯えたりしませんよ、だって、こんな風に私達に知識を教えてくれたじゃないですか)
もちろん、実際はこれだけで誰かを信用するわけはない。
でも、私は知っている。
ヴェルドラが実はいい
だから、私は感動こそ覚えど、怯えたりなんかはしないのだ。
(······そうか。ならばお前にも『魔力感知』の使い方を教えてやろう)
(ありがとうございます！)
(『魔力感知』？なんですかそれは？)
あ、しまった。
ナチュラルに喜んでしまったけど、普通は知らないよね。
大丈夫かな······。
(うむ。『魔力感知』というスキルがあるのだ。使えるか？)
あ、良かった。
気付かれてなかった。
よし、これで安心して『魔力感知』の使い方を学べるな！
《解。スキル『魔力感知』は現在使用可能です。使用しますか？YES/NO》
······え？
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あ - 続きお願いします、、、!!!何ヵ月でも何年でも待ちます、、、!!! (10月22日 22時) (
レス) @page8 id: ef685b2564 (このIDを非表示/違反報告)
レズア - 凄く面白いです！更新停止中ですが、続き、楽しみに待ってます！体調にお気をつけて。 (2020年4月5日 7時) (レス) id: 992ebf245b (このIDを非表示/違反報告)
猫兵長 - 面白くていいです！続きが楽しみです (2019年8月11日 12時) (レス) id: 86120b107d (このIDを非表示/違反報告)
作者 - シンアさん» ありがとうございます！出来る限り更新速度をあげられるよう頑張ります！ (2019年6月29日 11時) (レス) id: 6f6bda2029 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - みっくす。さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年6月29日 11時) (レス) id: 6f6bda2029 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫淵 | 作成日時：2017年10月20日 22時
