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7話 ページ8

家について、玄関に入り、ドアを閉めた瞬間、そらるさんは私を抱き締めた。

「え、あ、そ、そらるさん…??」

そんな雰囲気じゃないと言うのに、顔が真っ赤になる。
押し返そうとしても、さらに抱き締められるだけ。

「…よかった、」

ポツリ、とそらるさんが溢す。
私の肩に顔を埋めると、そのままグリグリと押し付けてきた。

「よかった、…何も言わずに出ていくからっ…、家出か、電話も繋がらないから、拐われでもしたんじゃないかってっ…」

よかった、とそらるさんはもう一度呟く。
そこで、私もごめんなさい、と言えばいいのだがこの性格はめんどくさい。

「…だって、…そらるさん、毎日、友達呼ぶし…作業してても友達と話してて…私なんかいらな」

そこまで言ったとき、そらるさんの顔がドアップになり、唇に生暖かい感触が。
キスをされている、と言うことにはすぐ気づいた。

「ね、んっ、…ちょ、んん…、そらっ」

何を言おうとしても、唇で塞がれる。
そして、それは段々と深く、長くなっていき、腰が抜けて座り込みそうになる。
でも、そらるさんは止まることを知らないように私を支えながら何回もキスする。

胸を軽く叩けば、やっと止めてくれた。
そらるさんの熱を持った目と自分の目があう。

「…ねぇ、…Aがいらない、っていつ俺が言った?…気づいてないかもだけどさ、…俺はAが思ってるより、Aのこと、好きだよ?」

「ぇ、あ……」

さらに、顔が真っ赤になっているのがわかる。
そらるさんは、それにふふ、と笑って私の頬を撫でる。

「…ごめんね、?これからは控えるようにするから。…もう、お風呂入ろう、寝ないと。…一緒に入る、?」

そういって、私の顔を覗きこんだそらるさんは狼の顔をしていたので、すぐさま一人で入ります!と逃げた。

そしてお風呂に入っている間、何もなかった…と思ってると、寝ようとベッドに入った瞬間、食われました。

そ、そりゃ、嬉しいけど…毎日されたら私の身が持たないです…。
明日は腰を擦ることになるんだろうな、と思いながらそらるさんの首に腕を回した。

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設定タグ:歌い手 , そらる , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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鏡音ののり(プロフ) - 桜餅@そらなーさん» いえいえ! (2020年1月5日 9時) (レス) id: 9f03a4e99e (このIDを非表示/違反報告)
桜餅@そらなー - 鏡音ののりさん» はじめまして!!!ありがとうございます!!めっちゃノロマ更新ですが頑張ります!!!! (2020年1月5日 8時) (レス) id: 3b252da90e (このIDを非表示/違反報告)
鏡音ののり(プロフ) - 初めましてぇぇぇ!最高でした!やっぱそらるさん神です!頑張って下さい! (2020年1月4日 21時) (レス) id: 9f03a4e99e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜餅@そらなー | 作成日時:2019年8月6日 22時

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