【浦島坂田船】ある船の専属絵師さんは腐女子だったようで…！？

「フユカちゃん！付き合ったんだしもう、結婚」『え、無r………あ、いつものノリで(癖で)』「」 ページ35

まふまふside

AtRライブの打ち合わせ帰り、たまたまフユカちゃんと志麻くんを見かけた。

楽しそうに二人、仲良く会話をしている。
あぁ…付き合ったのかな。
僕はなぜか、隣のそらるさんを見ていた。

「何？俺の顔に何かついてる？」

「い、いえ！違います…！」

…なんでだろう、このモヤっとした感じ。
いいかな、たまには僕の相談を聞いてもらっても。
スマホをとりだし、あるグループへとラインを送った。




フユカside

今日は珍しく、まふまふさんからの召集で焼肉屋に来てた。
焼肉屋なのもまふまふさんの希望。

だが…。

「遅いね、まふまふさん」

「せやねぇ…」

少し、気まずい。
なぜならセンラくんと二人きり。つい一週間前くらいにふっちゃったし…。

「ごめんなさい！！」

駆け寄ってくるまふまふさん。
そのとき…手首に何か見えた気がした。

まぁ、服で隠れてるし見間違いかもしれない。

「ええよ、ほらほら。まずはお肉頼もうや」

店員さんに注目すると、まふまふさんのもとへ私達の目線はいった。
彼は…下唇を噛んでいたが、口を開き息を吸い込むと、話し始めた。


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